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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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いままでで一番通った店は、居酒屋だと思う。これは紛れがない。
それが一ヶ月に十日の飲酒。辛か~。 休肝日の過ごし方ってむつかしい。それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。う~ん、こちらは実感だなぁ。
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<   2019年 06月 ( 2 )   > この月の画像一覧

もっとも遅い梅雨入り

 今住む集合住宅の前を、掘割のような小さな川が流れている。
我が地も、史上、もっとも遅い梅雨入りをしてから、雨がよく降って、水位が増した。
無残に剪定したかに見えた柳も、さみどりの葉を繁らせ、少し、先には、こちらも無残に剪定したはずのタイサンボクにも白い肉厚の花が咲く。
フム、やっぱ、プロだな。

 海沿いや、川沿いに住んでみたかった。
してみると、終の棲家の今のマンションも捨てたものじゃない。

 川の両側 には、ムラサキシキブやススキがたくさんしげる。
葉腋から、ムラサキシキブの薄紫色の小さな花が、チラチラと咲く。
ひっそりしてて、儚げで、好みだ。けれど、つぶさに花を見たことは、あまりない。

 仕事先からの雨の帰り道、通る道が変わったので、知らなかった花木によく出会う。
住宅にすずなりに、紫の花穂をつけた木を見つける。
西洋人参木というらしい。知らなかったが、華美でなく、うつくしい。
もうすこしすると、サルスベリやザクロなどが、楽めるだろう。

 引っ越ししてから、松本清張をまた、読み返している。
今、『火の路』を読んでいる。
これは手ごわい内容だが、奈良の風景が描写され、いつもながら絵が浮かぶ。
たまらなく、奈良や京都に行きたいなと思う。

 夜になって、おでんやワサビ漬や岩ノリで、日本酒を飲む。
いと美味なりけり。
ああ、こんなふうにして、老境というのは深まっていくのか。。。と思う。
若かったら、だったらなにか?とか反発するのだろうが、今はそんな気にならない。

 若いころが絢爛華美だったわけではないが、な~んとなくだが、淡彩な風景へと変わった気がする。
これが枯れていくってことか。なんだか、ヤダ。

 はるか昔の子供の頃、四畳半の濡れ縁に座って、陽だまりの庭を見ながら、日本茶を飲む祖母を見て、年をとるってよいなあと思った。
勉強しないでいいし、働きに出ないでもいい。
たしか季節は春で、梅が咲いていた気がする。

 祖母は何を見ていたのだろう。


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by nonoyamasadao | 2019-06-29 10:57 | 雑文 | Comments(0)

恋するナツツバキ

  我が地は、なかなか梅雨入りしない。
引っ越してから、テレビの連続ドラマDVD-BOX三昧の夜の過ごし方をやめた。
そのぶん、文庫本の小説などを読むことにしている。
たとえば、藤沢周平の『ささやく河』など、読む。
悪くはないのだが、ロスマク調とか、ロスマクの味などと言われると、かなり違うよなと思う。
まあ、一人称の、私立探偵ものであるのは、確かである。
このところ、読書から遠のいているので、ボクの評価はアヤシイものである。

 理想の老後は、読書三昧であったから、定年がいよいよ視野に入って来たので、そろそろ、そちらの感覚を磨かなければと思う。
けれど、努力してまで、慣れる必要などない。

 松本清張の『殺人行 おくのほそ道』と『Dの複合』なども、読む。
こちらは、楽しく読めた。
前者は長くお蔵入りしていたヤツで、清張の長編は全作近く読んでいるのに、未読のままだった。
後半の破たんがひどいのでお蔵入りだったのだろうが、往時の清張の物語展開と、サスペンス醸成方法がまざまざと蘇る。
な~んてことない風景をじーぃっと見つめるシーンなどあると、ああ、これが、のちのち、何らかの形で絡んでくるんだったなぁ。。などと、見えてる伏線が楽しい。
ヒッチ師匠などと、同じ手法だった。

 『Dの複合』は、2度目で、最初のときは、リアルタイムで読んだ。
ああ、丹後半島の木津温泉の夜の死体探しのチラチラと揺れる灯りは、今も、読んだ当時も、変わらないなあ。絵が浮かぶのだ。
やっぱ、清張は好きだなぁと、あらためてそう思う。
そういえば、城崎温泉も、天橋立も、その後で、行ったなあ。
なべてメランコリックに思えた青春だったけれど、フム、今、思うと、ずいぶん、贅沢な時間だったんだなあ。

 すこし梅雨っぽく感じられる空気を浴びた帰り道、中学校の裏庭にタイサンボクの白い肉厚の花を見る。
今頃、咲くんだ。

 白モクレンに輪をかけて厚ぼったい花は壮麗だが、好みではない。
老体には刺激が強すぎるよな。
和菓子のような、ナツツバキの清潔な白い花が、やけにきれいに見える。
恋する和菓子だ。

 沙羅双樹の花の色。
ナツツバキは沙羅とも言うけれど、ホンマ物の沙羅双樹は、どのような花だろう。


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by nonoyamasadao | 2019-06-18 18:08 | 雑文 | Comments(0)