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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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いままでで一番通った店は、居酒屋だと思う。これは紛れがない。
それが一ヶ月に十日の飲酒。辛か~。 休肝日の過ごし方ってむつかしい。それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。う~ん、こちらは実感だなぁ。
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<   2019年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

これって、終活

 来月の半ばに、引越しをする。
父、自宅にて急逝のあと、8度目の引っ越しだ。
46年間で、8回の引っ越しは、多い方だろう。
6年に1度の引っ越しになる。
なんかお役人みたい。。。というか、転勤族みたいである。
致命的に違うのは、行き先に宿舎など、用意されていないことである。
こーなると、趣味ですね。だから、引っ越し貧乏だ。

 引っ越しに当たって、まず、DVD収納ラック9台をDVDと一緒に、処分する。
くるくると360度ターンをするヤツである。
それでも、DVDは机の上やら、つくりつけの収納棚や、リビングの床にも散乱している。
一回ぼっきりのものや、何度も繰り返し見たDVDが、ランダムに散らばっている。

 え~い、一切合切、捨ててしまえ~。
DVDで見た映画やドラマで、楽しい時間を過ごしたが、過ぎてしまえば、ただのゴミか。
ちょっぴりさみしいけれど、ボクが死んでしまえば、無主物はただのゴミだ。
思えば、イヌやネコを飼わなくて、つくづくよかったなと思う。
 
 ついでに、長年、引きずってきた家財道具も処分する。
これが手ごわい。
亡父が無理して買ってくれた茶箪笥のような年代物がある。
なかには、ティーカップやグラスなどがたくさん収納されている。

 え~い、これも茶箪笥ごと、処分してしまえ。
ウェッジウッドだろうがなんだろうが、これみな、ただのゴミである。
ここで逡巡すると、なんだかんだと、使わぬ家具を温存することになるのだ。
使いもしないで、おいておくだけの高級家具よ、さらばじゃ。

 おっ洒落!!とか言いながら、一人悦に入って見惚れていたのが、ウソのようだ。

 かくして、冷蔵庫、本棚、巨大な整理ダンス、背広、資料などなど、一斉に処分した。
2トントラック3台分の粗大ゴミになった。

 ガラ~ンとしたリビングに一人でいると、ああ、ボクの中での昭和が、やっと終わったな。。。。という気がした。
昭和というのは、ボクにとって、茜色の夕日がさしていた時代だ。
でもそれは、サザエさんの世界でもなく、向田邦子さんの世界でもなく、ましてや、 ALWAYS3丁目の夕日の描く世界では絶対なかった。
映画に出てくる、昔はよかった風の懐旧は、嘘っぱちだ。

 ボクの昭和は、お台場っぽかったり、タマタカっぽかったりするのではなく、銀ブラ族の時代だ。
そんなころ、早朝、大手町の殺風景な地下道をせわしなく歩き、階段を上って、旧パレスホテルを抜けて,出勤した。
夜は、『セーラー服と機関銃』のエンディングのように、ごった返していた新宿紀伊國屋書店を横目に睨んで、新宿三丁目で飲んだ。

 これから先の時代は、誰もテレビも見ず、新聞など読まず、まして文庫本など読まず、CDなどもいよいよ聞かなくなるのだろう。
ボクもはじめて、スマホを買った。
スマホをさわっていると、なるほど、時間はどんどん経っていく。
何も考えない時間が流れた。な~んて彩りに欠けた時間なのだろう。
これ以上の、おバカにはなりたくないから、そうそうにやめた。

 昨晩、ボクはだだっ広いリビングで、濃い日本茶を啜り、四万十の青のりせんべいを齧り、井伏鱒二の『駅前旅館』を読んだ。
フム、やっぱ、本物はよいなぁ。
今日は、獅子文六の『箱根山』を読もう。
また、文庫本の本棚を買わなくちゃならないかもしれない。

 ああ、やっぱ、昭和は遠く、でも今年も、もうすぐ春が来るんだなあ。
頭の中に、銀座日航ホテル裏のバーの灯が、宵闇の中、青く灯っていたのが、ほんの一瞬蘇った。
 


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by nonoyamasadao | 2019-01-30 20:18 | 雑文 | Comments(3)

月夜の紅梅

 事情があって、このところ、スーパーの幕の内弁当ばかり食している。
ほかのお弁当もあるけれど、栄養のバランスは、やっぱ、幕の内が一番、よい。
お値段も298円か、高くても398円だ。
レンジでチンすると、それなりにおいしい。
けれど、何日も、何週間も続けていると、さすがに、自分で自分が不憫になる。
じゃあ、気分を変えましょう。
昨日は、おいなりさんと、ドンコ椎茸入り太巻きの弁当と、栄養を考えて、おからのお惣菜を買う。
夜のとばりが降りた帰り道、遠くに見える黒々とした山の稜線の上方に、満月がぽっかりと浮かんでた。
原田康子さんのファンタジーの『満月』を思い出した。

 今朝は早くから、用事があって、朝の6時過ぎに起きる。
まだ、外は暗い。
なにより、さ、さぶい。
朝は、ライ麦パンのトースト2枚を食す。さすがに、これでは体に悪いと思って、キウイとキンカンを食す。
我が食文化の中で、キウイの出現は、ある意味で革命的であったなと、思う。

 用事を済ませて、郵便局によって、通り抜けの大学に入ると、紅梅がほころんでいる。
去年も今年も、ブログやフェイスブックの写真の紅梅を見るばかりで、今年も観梅など無縁だなと思っていたので、すこしうれしい。

 心のどこかで、老後の日々がこうして過ぎて行っていいものだろうかという気持ちがあった。
桜よりも、梅を見ないということが、日々を無駄にしているという思いと結びついていた。
 あ、そうだった。
昨日が満月だったから、今夜は月夜の花泥棒ってのも素敵ではないか。
紅梅を見ると、いつも、こうした怪しい気分になる。

 あんた、何わけがわかんないこといってるの?
花泥棒だって、泥棒だろうが・・・って誰かにいわれそう。


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by nonoyamasadao | 2019-01-22 12:39 | 雑文 | Comments(0)