いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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いままでで一番通った店は、居酒屋だと思う。これは紛れがない。
それが一ヶ月に十日の飲酒。辛か~。 休肝日の過ごし方ってむつかしい。それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。う~ん、こちらは実感だなぁ。
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<   2018年 04月 ( 2 )   > この月の画像一覧

子供の頃のお楽しみは・・・

 このところ、昭和の古いドラマのDVDばかりを見る。
雑司ヶ谷や鬼子母神などが映って、ああ、これは、昭和の原風景だなあと、つくづく感じ入ってしまう。
じつは、雑司ヶ谷にも鬼子母神にも行ったことはない。
けれど、都営荒川線が走っている当時の周囲の風景が流れると、なんだかせつない。

 そのせつなさは、どこから来るのだろう。な、なんなのだろう。
子供の頃のあの心細さと、それと裏腹の感情である楽しさとか、トキメキのようなものが蘇ってくる。
問題児で、学校の先生から怒られたり、お説教ばかりくらった。まあ、悪ガキだった。
その頃は、楽しいなどとは、決して思わなかったのに、今思い返すと、シアワセなキブンになる。

 夏休みのお楽しみは、一人遊びだった。学校がないから、友達とは遊べない。
ダラダラと起きて、テレビの『狼少年ケン』の再放送が楽しみだった。
片目のジャックが好きだった。
月岡貞夫は、やっぱ、天才アニメーターだと思う。
午前中の10時ころからだったと思う。

 夏ゼミの声がワンワン響くお昼ころは、麦わら帽子を被って、虫かごと、長い竹の棒の網を持って出かけた。
近くの住宅の松の木や、木の電信柱で、セミは簡単に見つかった。
アブラゼミは簡単に採れるけど、鳴きやんで飛び立つときに、よく、オシッコをかけられた。
よく声は聞いたけれど、ミンミンゼミは、なかなか、つかまらなかった。

 汗ダラダラになって、家に帰ると、冷たい麦茶を飲んだ。
はじめてのコカ・コーラは、クスリくさくて、まじいなと思ったけど、すぐに慣れた。
今思うと、あのころのコカ・コーラは、もの凄くパンチがきいていた。
子供だったからかな。
コカ・コーラがやみつきになるのは、確かだった。

 一息つくと、軟球とグローブをもって、近くの十字路にある大きなお屋敷に向かった。
角に、ブロック塀が、かぎ型に広がっている。
塀に全力投球して、跳ね返ってくるボールを拾った。
その家の人は、よく我慢してくれてたなぁと、今にして思う。

 そうだった。
小中学校のころは、ずっと、平屋の社宅だった。
学校から帰って、トントントンと階段を上がって、2階の部屋にランドセルや鞄などを投げ出すのが、夢だった。

 春が闌けていく。
もう少しすると、大好きなナツツバキの季節だ。


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by nonoyamasadao | 2018-04-28 15:15 | 雑文 | Trackback | Comments(0)

桜餅

 昭和のドラマのDVDを見ていたら、桜の花びらが散っていた。
ああ、今年もじっくりと、桜を見なかったなと思う。
いつも、通り過ぎてから、もったいないことをしたと悔やむ。
後ろ向きの生き方が、よく表れている。
この地では、桜があちこちで咲くので、さほど珍しくないのも影響しているのかもしれない。

 今は、ツツジが盛りだ。
東京時代にオオムラサキツツジで育ったせいか、大味で、雑駁な感じがして、あまり好きになれない。

 すぐ傍に桜の公園がある。
マンションの陽当たりが悪くなったせいだろうか。
全部、切り倒してしまった。もったいないことをする。
 
 少し前なら、小雨が降った日など、出掛けに公園に寄ると、満開の桜が間近で見れた。
見上げると、風に乗って、チラチラと花びらが舞う。
子供の頃に、風に流れる桜を、パクッと食べる遊びをよくした。
湿った土が、懐かしい匂いだった。

 改築中のご近所の住宅では、塀が取り払われ、庭の枝垂れ桜が、よく見えた。
今年は早かったが、いつもは、お彼岸の頃に咲く。
樹間越しにチラリと見える、一重で淡いピンクの花がとてもきれいだった。
こういうのを桜色と言うのだろうか。毎年、そんなことを考えた。
 今年は、じっくり全容が見えたのだが、なぜかつまらない。
きっと、ちらとしか見えない方が、もっと見たいという想像が、かき立てられるのかもしれない。
 こう書いてきて、な~んだ、今年は、結構、桜を見ているではないか。
じっくりと桜を見なかったわけではないなと思い返す。
さみしいけれど、感受性も老いるのかもしれない。

 まだ、ボクが小さかった頃、父が桜餅や、言問団子をよく買ってきた。
老母によると、料亭のお土産だろうという。向島の方の料亭によく行ったのだろうか。

 そうだった。遠い昔のことー
まだ、宵の口の銀座では、よく街頭で、竹で編んだ籠に入った桜餅を売っていた。帽子を被った花売りの人もいた。
鳩居堂の屋上では、星型のネオンが灯り、地球儀のネオンも遠くに見えた。
 春浅い宵に、ボクはなぜ、銀座にいたのだろう。
たぶん、まだうんと若かった母に連れられ、月ヶ瀬にでも行った帰りに、見たのかもしれない。
 
 竹籠に眠る桜餅は、数枚の桜の葉に被われていた。
荻窪の社宅の茶の間で、薄い半透明な羽衣に包まれた桜餅を食した。
淡く、さみしい味がした。
 ずっと後になって、同じものを食しても、もうその味は戻らなかった。
なぜだろうと、ずっと不思議に思っていた。
 勉強ができないと叱られてばかりの悪ガキのころ、春のうらうらとした陽が射す縁側の濡れ縁でも、食べた。
その時も、ほんのりと甘く、せつない味がした。

 あれは、きっと、幼い頃のあやふやに揺れた心をうつした味だったのかなと思う。


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by nonoyamasadao | 2018-04-22 11:30 | 雑文 | Trackback | Comments(0)