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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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NYには、一度、行ってみたい。『ユー・ガット・メール』

  もう40年近く、昔の話になる。ボクが大学の一年生だったころだ。
教科書がパロルド・ラスキの『政治学入門』(だったと思う)の講義の時だった。
19世紀のイギリスの政治・社会思想史など、しかつめらしい講義一色の学部を選んで、後悔ばかりしていた。
初老の教授(といっても、まだ50才前後だったかもしれない)が、映画の『哀愁』の話をした。一時間以上、その話だった。
テムズ川にかかる「ウォータールー橋」へ行き、ヴィヴィアン・リーのバレリーナのバレエ宿舎まで探したと話した。
ふ~ん、そうなんだ。よっぽど、教授はこの映画を好きだったのだなあ。
 『哀愁』は理屈抜きの甘いメロドロマである。ただ、完成度では、今でもこれを超えるメロドラマをボクは知らない。
この時のヴィヴィアン・リーは繊細で可憐で、しかもセクシーでもあった。
双葉先生をして、「彼女ほど、その面影をわが胸に宿せしひとはない。」とまで、書かれた。辛い批評ばかりを書いていた時代だから、画期的なことだ。

 ボクも、映画は数だけは観ている。けど、行って見たい場所が思い浮かぶ映画は、思いつかない。
とりあえず、比較的最近で、興味深かったのは『ユー・ガット・メール』かなぁ。
NYのアッパーウェストの秋、冬、春の風物が楽しかった。街路樹の緑や落葉が美しい。
ホットドッグ店(GRAY'S PAPAYA)に、“We're talking"なんて看板があったり、お昼に、ハンクスとメグが座っていたベンチのシーンがありましたね。
メグがリンゴを齧っていたところだけど、あそこも印象に残った。
青空市場(ストリート・マーケット)で、果物、野菜、マフィン、パイ、ブレッド、花とか売っていましたね。メグがスズランの花束を買い、ハンクスがおごるシーンも懐かしい。

 何といっても、『ユー・ガット・メール』だと、リバーサイドパークのエンディングですね。
細長の公園をメグが歩いてゆくと、「The 91st Garden」の表示がある。
この花壇に色とりどりの花が咲いている。白、青、赤、黄なんでも咲いていた。
「I wanted it to be you.」の決めセリフがあったあとが、気持ちよい。

 ボクは、ハンクスが散歩に連れてくるゴールデンレトリーバーのワン公が気に入っている。
このワン公がメグとキスするハンクスの服の裾をくわえてひっぱる。このシーンはゴキゲンである。
♪「 オーバー・ザ・レインボー」が流れ、カメラはクレーンでどんどん上ってゆき、大きな青空が画面いっぱいに広がる。
メグの本屋にも興味があるのだが、何度も書いたので今日は割愛する。
NYには、一度、行ってみたい。

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by nonoyamasadao | 2008-08-24 13:02 | 洗練コメディー映画 | Comments(0)
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