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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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マンガ版アマデウス

  この8月2日にマンガ家、赤塚不二夫が逝去された。(以下、敬称略)
里中満智子は、「赤塚以前と以後で日本の漫画は変わった。100年先でも通用するセンスで、単なる『天才』という言葉では表現できない」とコメントしている。
僕も「トキワ荘のその後」という拙い記事を、今年の5月に書いていた。(http://sadanono.exblog.jp/7978617/)
 そこでは、アマデウス・モーツァルトとサリエリの関係なぞらえた。
モーツァルトが石森章太郎であり、サリエリが赤塚不二夫だと書いた。
石森章太郎が太陽なら、赤塚不二夫は月だった。

 だが、天才石森章太郎は初期の作品で瞬く間に作家的極点に到達し、石ノ森章太郎名義では駄作、凡作のたぐいの紙屑の山を築いた。
遅咲きの赤塚不二夫はといえば、プロダクション・システムにより、作家的なピークを質量ともに長く維持し続け、ギャグマンガの高峰となった。
 とはいえ、石森章太郎の及ぼした影響は大変なものだった。ちょっとだけ書く。

        **********************

 さて、みなさんは『少女マンガ:花の24年組』といえば最初に誰を思い浮かべますか。

1.萩尾望都
2.竹宮惠子
3.大島弓子

 リストアップしていない池田理代子、山岸凉子、ささやななえ。。。などと思ったあなた・・・年がばれてしまいますよ。
水野英子、西谷祥子、里中満智子と思った人は、こりゃ、参った。かなり年季が入った選択ですねえ。

 でも花の24年組は少女マンガの革命として広く認知されているのだから、今の時代でも一概に古い人ばかりが読んでいるとは言えませんね。
SFファンタジーやホモセクシャルのような当時タブーだった要素を導入したり、ダイナミックな画面構成も試みています。
手塚―石森スクールが追及した映画的手法も、「瞳にお星様」の少女マンガに積極的に取り入れられました。
若手マンガ家でもこの影響を受けた人は数多い。
さて、あなたは何番の方を一番先に、思い浮かべましたか。
僕?言わぬが花ですな。

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by nonoyamasadao | 2008-08-22 21:07 | 花の24年組 | Comments(0)
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