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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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桃の節句

 桃の節句である。男ばかしの家族だったから無縁だが、すこぶる気になる日だ。
ひなあられ、ひし餅など、ぜひまた食してみたいものだが、願いはなかなか叶わない。
子供のときに食べた、粟が混じったひし餅が懐かしい。美味だった。
そういえば、粟餅をガブリといったら、実は高野豆腐でガッカリ。。。という四コマ漫画があった。サザエさんだ。古っ、って言われそうな話題だ。

 子供のころ、事実無根の話だが桃を食べると赤痢になるといわれた。なかなか、食べさせてもらえなかった。今になって、こんなことを書くと、夭折した父親が気の毒である。食い物の恨みは、げに恐ろしい。草葉の陰から、余計なことを書きやがって!!スケールの小さいヤツめ。。。と歯噛みしながら、見守ってくれているでしょう。スマヌ。
とにかく桃が食べたかったのですよ。「西遊記」で孫悟空が桃園の番を任されると、九千年に一度実るという超貴重な桃を盗み食いしましたね。あれ、知ってましたから、さぞ、美味だろうと想像をたくましくしていました。
いつか、縁側で日光浴しながら、桃を頬張っていたら、どこからかハチが飛んできて、刺された事があった。あれ、猛烈に痛かったなあ。

 桃源郷なんて言いますね。谷川の上流をどこまでも奥深く行くと、桃の花が咲く林があるという。そこには、桃の花びらが舞い、桃の香りが漂う圧倒的に美しい世界があるらしい。
桃は不老不死の仙果だ。アルカディアか桃源郷か、である。

 さくらんぼうはどうして、桜桃なんでしょう。桜の実じゃ、なぜ不味いんだろう。
太宰治はかなり苦手な作家だが、
「この、お乳とお乳のあいだに・・・・・・涙の谷・・・・・・」って、絶対に書けませんね。ヤッパ、天才の文字が浮かんできますね。

 以下、二連発で引用しますが、クイズじゃないけど命中させてください。たぶん、二作目はムリだと思う。

 桃の花さく裏庭に あはれもふかく雪はふる
 明日をなき日と思はせて くらき空より雪はふる

 ケーキ焼く 妻の白い手 桃匂う

一作目は三好達治でした。二作目は棋界の鬼才、故芹澤博文九段です。
今日は、「将棋界の一番長い日(A級最終局)」が深夜まで、衛生第二で見れますね。
楽しみだ。

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by nonoyamasadao | 2008-03-03 12:19 | 短編小説・詞・詩 | Comments(0)
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