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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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いままでで一番通った店は、居酒屋だと思う。これは紛れがない。
それが一ヶ月に十日の飲酒。辛か~。 休肝日の過ごし方ってむつかしい。それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。う~ん、こちらは実感だなぁ。
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さらば夏の光ー小京都とホイチョイ三部作

来週からお盆休みだが、毎日がスペシャルに暑い。あちこちのブログでもそう書かれている。
こういう時は水辺がいい。だが水には訳有りで、苦手である。別に水商売の女性で、苦労したとかいう経験はないですがね。

いまのようにカヌー館なんかできる前に、四万十川に行った。いいところだ。周囲が森だし、森の中に社寺が埋もれるようにあって、小学生の男の子や女の子が対岸で水泳というか、水遊びをしていた。だから今頃かもしれない。夏休みなのは確かだ。
草原に寝そべって、水浴びの光景を見ていた。トンボがたくさん、たくさん、舞った。ああ、いいなあと思いながら、”さらば夏の光よ”の気分だった。三十代の半ばだから、のんきなもんだなあ。

”さらば夏の光よ”、というのは青春の挽歌だと思うが、素敵なフレーズだ。これ、遠藤周作先生じゃないし、山根成之監督の映画でもない。ジッドの”狭き門”だって、引用だけだ。野暮だが、ボードレールの”秋の歌”からだ。こうだ。
”さらばよさらば、束の間の夏の光の烈しさよ。”

鈴木信太郎先生の訳だ。堀口大學の訳だと、あんまり気分がでない。青春の挽歌だと書いたけど、晩夏ということでもある。
まあね、花火でもお祭りでもおわりがある。そんな時、あんなにも強烈だったはずの真夏の日差しをふと懐かしく思い出す。もう、若くはないんだなあ、あのころには戻れないんだなあ、ということに気がつく。せつなく胸に沁みる。誰だってあるよなあ。そして、しがらみのある大人になっていく。

にわかに即物的になるが、中村の町で食べたウナギはうまかった。今だと、土佐くろしお鉄道があるから便利だけど、当時は不便だった。でも四国の小京都といわれるだけあって、風情のある町の佇まいだった。

小京都って言えば、四万十に行ったころは小京都ブームだった。角館、津和野、遠野とかね。これって、アンノン族が流れをつくったのかな。国鉄のCMソングの”いい日旅立ち”がヒットしましたね。これともシンクロナイズしているんじゃないかなあ。小京都ブームは結局、レトロとかに移っていったような感じだが、ある意味で時代の空気をあらわしていたようだ。

歴史の残像を留めた風景の中で、友だちと意味なく雑談しながら、のんびりと散策してみる。このような旅のコンセプトはいままでなかった。日本人には画期的だった。
事事しく、あわただしく、名所旧跡を時間刻みで歩きまわるのが旅行だった。
つまり、日本人に少しだけ、”ゆとり”らしきものが生まれた瞬間だと思う。
大げさに言うと、日本人が資本主義を受容したターニング・ポイントである。
まあ、その後バブルがはじけて失われた10年がくるんだけど、日本人がいっせいに保守へと変わったのだ。今西錦司みたいだが、今もそうだ。保守という種社会だ。

小京都と表裏の関係だが、映画だとホイチョイ三部作も同時期だ。馬場康夫はまさに、資本主義の申し子みたいだ。悪口ではない。嫌味のないブルジョワジー映画だ。ちょうど、ベトナム戦争や遡って、キューバ危機なんかないころのアメリカン・テイストいっぱいのパラマウント映画みたいだ。ソフィスティケーションとか都会的という言葉に象徴されるような映画ばっかり作っていた。

”私をスキーに連れてって”で、スキーはブレイクしたもんなあ。今はマイナーかもしれないけどね。大学を卒業して数年たって、まだ学生気分が抜けない。仕事もそこそこだが、仕事人間にはなっていない。というような状況設定だ。
季節をクリスマス、お正月、バレンタインの三つに区切って、30分X3回の90分間、スキーと車、ユーミンの音楽がたっぷり満喫できる。”若大将”シリーズのダサイ部分を捨象して、らくらくと突破した。

”彼女が水着にきがえたら”だと、マリンスポーツだ。ジェット・スキーでの追っかけ、ヨット、サザンの音楽。船のカクテル・パーティー、宝探し、スキューバー、最後は007のサンダーボール作戦みたいになるんだもんなあ。

”波の数だけ抱きしめて”だったら、ミニFM局を湘南につくったサーファー物語だ。このへんになると、演出の切れもかなりよい。もともと達者だったが青春のせつなさも描かれている。音楽はAORナンバーだ。

青春っていいなあ。
意味なく冗長だったですね。いつもそうだけど。。。とくに。

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by nonoyamasadao | 2007-08-11 13:45 | 洗練コメディー映画 | Comments(0)
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