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ゆっくりとまったりと(962)
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いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。
それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。
う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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窓の外の景色
仕事部屋にいる。五階である。前に書いたがとてもきたない。いや正確には、整理整頓の能力がまるでない。冷暖房だが除湿の機能がないので、真夏日でも冷房にして、いつも窓を開けている。でないと、朝から晩までこもっていると体調がヘンになる。
今日はけっこうな風が入ってくる。絡みつくような夏の熱気はない。正面には緑の山が高くはないが、ゆるやかな稜線を描いている。右手には、遠い山が霞んで、青っぽく見える。窓の上半分には夏空がひろがっている。 台風が来るって聞いてたけど、どうなっているのだろう。14年前にこの地に来たときは、のどかな風景がひろがっていた。いかにも地方都市だなと、そのときは思った。 それにしてもマンションが多い。あのマンションはいつできたのだろうと考えてみる。あそこはガソリンスタンドだったはずだけどなあ。いつからなのか、記憶が定かでない。 老舗の薬局の跡地には、近場にある大学の女子寮ができている。窓の外の景色などあんまり見ないものなあ、と独り言つてみる。 道路には、ぽつりぽつりというタイミングで、車が走っている。窓枠のぎりぎりの左手には駐車場が見え、かなり大きい。だが車は点在していて、なんだか散漫な感じである。雨も降っていないのに、傘を差した男が歩いている。日傘のつもりかな。 先月まで、公務員住宅の向かいのスーパーの表に、甘夏みかんとネーブルを乱暴に詰め込んだダンボール箱が投げ捨てたように置かれていた。なんだか、一山いくら以下の扱いである。みかん、はっさく、ぼんかん、でこぽんの時代だからなあ。甘夏は不遇なんだなと思って、たくさん買い込んで帰った。かなり重い。でも、これ天然もの。皮はやっぱり厚い。 夕食の後で食すと、すっぱい甘夏だった。こういうのは、マーマレード用らしい。マーマレードだと、酸っぱいくらいの方がいいらしい。 でも、この甘酸っぱさとサクサク感はいい。遠い昔の味がした。 ふと思った。渋谷の歩道橋で足がすくむくらいの高所恐怖症だったはずだが、今は平気だ。 感覚の老化だね。まっ、いっか。
by nonoyamasadao
| 2007-07-13 14:18
| 雑文
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Comments(1)
Commented
by
nonoyamasadao at 2013-11-08 16:16
To まめ蔵さん
>初「まっ、いっか。」見っけ♪ 「ゆっくりとまったりと」も6年前からなのですね。 -------- ま、いっかは昔からですが、まったり。。。という言葉自体、この頃は知らなかった。。。。ような気がします。まったりとしたお味で。。。とかなら知ってましたけど。 まあ、ありったけの知識を総動員して書いていたんでしょうね。 今、思うとこっ恥ずかしいですが、誰かに読んでもらおうと、必死になってたのでしょうね。長いと、かえって、誰も読まない。。。な~んて思いもしないころでした。
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