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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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いままでで一番通った店は、居酒屋だと思う。これは紛れがない。
それが一ヶ月に十日の飲酒。辛か~。 休肝日の過ごし方ってむつかしい。それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。う~ん、こちらは実感だなぁ。
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もっとも遅い梅雨入り

 今住む集合住宅の前を、掘割のような小さな川が流れている。
我が地も、史上、もっとも遅い梅雨入りをしてから、雨がよく降って、水位が増した。
無残に剪定したかに見えた柳も、さみどりの葉を繁らせ、少し、先には、こちらも無残に剪定したはずのタイサンボクにも白い肉厚の花が咲く。
フム、やっぱ、プロだな。

 海沿いや、川沿いに住んでみたかった。
してみると、終の棲家の今のマンションも捨てたものじゃない。

 川の両側 には、ムラサキシキブやススキがたくさんしげる。
葉腋から、ムラサキシキブの薄紫色の小さな花が、チラチラと咲く。
ひっそりしてて、儚げで、好みだ。けれど、つぶさに花を見たことは、あまりない。

 仕事先からの雨の帰り道、通る道が変わったので、知らなかった花木によく出会う。
住宅にすずなりに、紫の花穂をつけた木を見つける。
西洋人参木というらしい。知らなかったが、華美でなく、うつくしい。
もうすこしすると、サルスベリやザクロなどが、楽めるだろう。

 引っ越ししてから、松本清張をまた、読み返している。
今、『火の路』を読んでいる。
これは手ごわい内容だが、奈良の風景が描写され、いつもながら絵が浮かぶ。
たまらなく、奈良や京都に行きたいなと思う。

 夜になって、おでんやワサビ漬や岩ノリで、日本酒を飲む。
いと美味なりけり。
ああ、こんなふうにして、老境というのは深まっていくのか。。。と思う。
若かったら、だったらなにか?とか反発するのだろうが、今はそんな気にならない。

 若いころが絢爛華美だったわけではないが、な~んとなくだが、淡彩な風景へと変わった気がする。
これが枯れていくってことか。なんだか、ヤダ。

 はるか昔の子供の頃、四畳半の濡れ縁に座って、陽だまりの庭を見ながら、日本茶を飲む祖母を見て、年をとるってよいなあと思った。
勉強しないでいいし、働きに出ないでもいい。
たしか季節は春で、梅が咲いていた気がする。

 祖母は何を見ていたのだろう。





by nonoyamasadao | 2019-06-29 10:57 | 雑文 | Comments(0)
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