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ゆっくりとまったりと(962)
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いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。
それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。
う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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連休の散歩道
老母が八百屋さんにいったついでに、鉢植えカーネーションを買ってくる。
クレアか、カミーユピンクという品種のプレゼント用の十分の一くらいの価格である。 自分用に買ってきたみたい。 こーゆー時は、 つくづく親不孝なジジィになった息子だなと、我ながら、さみしくなる。 まあ、普段しない母の日のプレゼントなどして、老母の寿命でも縮めたら大変だと居直ってみる。 仕事部屋の帰りに、赤っぽい新芽を残しつつ緑色に変化したケヤキ並木を歩く。 信号を曲がって、小学校前の歩道を行くと、前に、おばさんの二人ずれが、おそろしいほど,のんびりと歩く。 ボクも書類を詰め込んだ重いショルダーバックを掛けているから、まっ、いっか。 帰途を急ぐわけでもないので、こちらもチンタラ歩く。 あれま、おばさんたちは立ち止まる。 ショッピングセンターの裏手の現在、建設中のマンションのはるか上の空を見上げてる。 ピ-チュク、ピーチク、間断なく、鳴く鳥の声がする。 おばさんたちは、ひばりが見えないとかいっているので、ああ、あれが、ヒバリなのかと初めて知る。いや、勉強になった。 いつも聞く鳥なら、東京ならカアカアカアと鳴くカラスが、この地では、クアクアクアと聞こえる。方言だろうか? まあ、川が流れるように、空き地にも草が生い茂り、枯れていくのを、この道を行き帰りするたびに繰り返すと、ぼんやりと思っていた。それが荒らされれば、鳥だって、驚くよな。 都会のリーマンをしていたころは、行き帰りは無表情で無関心で、疲れ切って電車に揺らていた。 大好きな川上弘美さんの小説を読んでいたら、イイ男でもなく、背も高くなく、お金も持たず、面白い話もしない、そんな男性でもモテルことがあるという。 女性の話をよく聞く男性は、すごくモテルという。 嘘だあ。 リーマン時代は、酒を飲むと、いつだって、女性の話ばかりを聞いてきた。 だが、非モテ道一直線には、いささかの変化もなかったゾ。 だが、最後に納得した。一番、重要な条件が末尾に書いてあった。 いつも機嫌のよい男でなければならない。 そっかあ。 いつだって、意識の水面下では鬱屈していた。いや、すっかり忘れてた。
by nonoyamasadao
| 2015-05-05 13:03
| 雑文
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