いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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いままでで一番通った店は、居酒屋だと思う。これは紛れがない。
それが一ヶ月に十日の飲酒。辛か~。 休肝日の過ごし方ってむつかしい。それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。う~ん、こちらは実感だなぁ。
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秋の断章

  今月の上旬、ことし2度目のBBQに出かけた。
若い人たちに混ざって、車は山道をゆるやかに、運転する若者のせいか、ばかにのどかーに登る。
森の中にバンガローというべきか、コテージがポツリ、ポツリと散在している。
弱くなったはずの陽光は今日は、賑やかで、穏やかに、でも燦々と降り注ぐ。
ウム、森林浴であるなぁ。
落葉樹林の葉叢のおおかたは、赤や黄や、茶色に染まっている。
まだまだ、陽は暖かくて、木々の葉の組み合わせのつなぎめをぬって、木漏れ日がこぼれ、地面に斑模様を描いた。
そういえば、去年の今頃も、同じところで、同じことをしていた。
ときおり、梢をプルンと揺らして、気持ちよい風が吹き抜けていく。

 若い人たちは、着火した炭火で、BBQの料理をしている。
時は1年過ぎ、去年の若者たちとはそれぞれに手を振って別れ、今頃はあちこちで活躍しているだろう。
ピーターパンとウェンディの物語のように、皆は姿を消し、私だけ、立ち止まったままだ。
ボクは、渋茶でも啜っていればよいのだろうけれど、不謹慎にもビールを飲む。

 今、目の前に展開されている青春を横目でチラ見しつつ、真っ昼間から、遠い昔のセイシュンを懐かしく思い、ときおり、舞い散る枯れ葉など眺める。
二本目のビールを飲む。
年若い、女の子たちが運んでくれる焼き野菜など食し、げに女子力というのは、エライものだなあ。。。と、ありがたいものだなあとシミジミ思う。
女の人は、いつの時代でもエラいんだ。
若くっても、年いってても、やることはやる。

 てなことを考えつつ、我が方はといえば、昔も今も、アウトドアだって、いつだって居酒屋状態なのは、いかがなものか?
しばし猛省する。

 でもね、エクスキューズはいらないから、まっ、いっか。
じゃあ、また飲んじゃお。

 マシュマロの串焼きを去年に引き続き、2度目を食し、不思議な味覚だが、なんだかおいしい。。。と思いながら、またまた、ビールを飲む。
そのうち、キノコをとってみようかしら。。。とか、傍らの女子が呟く。
あぶない、あぶない、おいっ、やめろって。
『センセイの鞄』の樹木希林さんの笑い茸を食べちゃったあとの怪演が、マザマザと脳裏をかすめる。
笑い死にってあるのだよねえ。

 ああ、きょうもそろそろ、暮れるなぁと思いつつ、ビールは飽いて、今度は日本酒をいただく。
でもまだまだ、秋の午後の陽光は明るいなぁ。

 こーゆーのを、至福の時というのかもしれない。
森にはないはずのキンモクセイの甘ーい香りが、どこからか流れてきたが、姿かたちはどこにも見えない。
きっと、あなたはバラの香りが苦しくて、涙をそっと流すでしょう。。。。ブルコメの歌詞が頭に浮かぶ。

 ああ、花の香りが苦しいっていうのはこういうことか。
生まれて、初めて、今になって実感した。いつだって、遅すぎだよ。





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by nonoyamasadao | 2015-10-21 18:10 | 雑文 | Trackback | Comments(0)
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