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ゆっくりとまったりと(962)
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いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。
それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。
う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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夏の裸
タイトルにつられて、不埒な気分で『サマ-ヌード』を観る。
な~んだ。すこしも、エッチっぽくない。 夏の素っ裸なんて、な~んもない。 あ~あ、つまんな~い。 といいたいところだが、ファンの戸田恵梨香さんの視線で見ていたら、な~んか、せつなくてよい。すくなくとも、2話はとても、よかった。 せつなくてよいというのは、ヘンだけれど、とうの昔に忘れていた気持ちがよみがえって来た。 今もそうだが、そのころだって、夏の終わりは、さみしかった。 いつだって、不完全燃焼だった。 五才のころに、東京湾の釣り船から、父親から海へ突き落されて以来、水恐怖症になった。 海水を飲み、沈んでいた間に、ひょっとして死ぬかなぁ。。。と思った。 以来、そのトラウマから解放されないでいる。 今年も、な~んもないまま、夏が終わろうとしている。 ボクにとっては、オーシーツクツクが鳴き出すと、夏の終わりだった。 ツクツクボーシと鳴いているようには、今も聞こえない。 ボクのひと夏は、ただただダラダラと過ぎていく。 思い出すのは、蝉やクワガタ採り、ラムネやコーラの飲み物、アイスキャンデー、よくずる休みしたプールの水泳くらいだ。 あ、夏草の草いきれと庭になったイチジクやグミをもいで食べたのは、今、思い出した。 ブラッドベリの小説のような、陽だまりの芝の匂いや真っ白いスニーカーやたんぽぽのお酒のような、夏の魔法は何もなかった。 ケータイの時代、冒頭のドラマでは、雨の日に必ず、雨の絵文字のメールを書く男性がいる。 そったらこと、こっ恥ずかしくて、死んだって、できない。 そっか。ボクの時代に、もしもDVDやケータイがあったとしても、やっぱ、同じく退屈な夏だったに違いない。 ♪最後の花火に今年もなったな ♪何年経っても 思い出してしまうな な~んてことは、やっぱ、ムリだな、ムリだよな、きっとね、ありえないよな。
by nonoyamasadao
| 2014-09-04 12:52
| 雑文
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