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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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いままでで一番通った店は、居酒屋だと思う。これは紛れがない。
それが一ヶ月に十日の飲酒。辛か~。 休肝日の過ごし方ってむつかしい。それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。う~ん、こちらは実感だなぁ。
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三色すみれ

  老母が八百屋さんから、150円で買ってきた三色すみれが、リビングで咲いてる。
黄色い小さな蝶々のような花がこぼれるように咲き、ごくまれに紫色が混じる。
老母によると、パンジーだという。

 待て。三色すみれは、花びらごとに色違いだったかなと思って、ネット検索する。それは勘違いだった。
いや、お恥ずかしい。
パンジーって、三色すみれのことだったのか。知らなかった。
どうやら、三色すみれという言い方は、今や、死語になりつつあるようだ。

 小学生になるか、ならないかのころ、荻窪2丁目の十字路の右手に自転車屋さんがあって、その隣に、園芸用の花屋さんがあった。
今なら、フラワーショップとか、ガーデニングとか言うのだろうが、もっと、土の匂いがする花屋さんのころだ。
花好きの父が、三色すみれを細長く大きな木箱ごと買って、荻窪の社宅の地面を手伝って耕したのを憶えている。

 そういえば、桜田淳子さんが歌っていたのは、三色すみれだった。

 昨日仕事部屋に行くとき、通り抜けの大学では、山サクラの老樹が咲いていた。
あまり美しくない。
裏門の入り口から入ると、コブシに白い花がチラチラと咲きだしている。
おや、こんなところにコブシがあったっけ・・・。
毎年のことなのに、気がつかなかった。
こういうコブシを見ると、やっぱり簡潔な美しさをもっているなと思う。
そして、遠い日を思い出す。

 東京を離れる送別会は、イタリアンレストランだった。
花束をもらって、挨拶をするときに、匂いを嗅いだら、甘~い香りがした。
ああ、バラって甘い匂いなんだとはじめて、知る。
だから、♪きっと、あなたは、紅いバラの、バラの香りがせつなくて~という歌詞なんだ、こちらもはじめて思った。

 1年目の新人女性がラザニアとか、名前の知らない料理を運んでくれた。
いつもは、忘れ物は青春だけにしろよ~とかおやじギャグばかりいう、本当にお世話になった部長さんも、遠くでしんみり笑ってた。
遠くから、軽く会釈する。

 会が終って、会場の扉を開いて外に出るとき、小泉今日子さんの、♪あなたに会えてよかったのインストルメンタルが流れてたのを、今も憶えている。
今なら、カラオケバージョンとか、きっと思うのだろう。

 守谷に帰ると、深夜の街灯に照らされた細い緑道のコブシに、白い花がひとつ、ふたつと開きかけていた。
毎年、この季節が来るたびに、流れ過ぎっていった時間をおもうと、やはり、いつもながら、しばしボーゼンとしてしまう。




by nonoyamasadao | 2014-03-23 11:27 | 雑文 | Comments(0)
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