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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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カタカナの桜

  いつの間にか、季節は過ぎて、今や寒の戻りである。サクラがいくつか開いているのを見るが、まだ、これからだ。
サクラ、咲かないかなぁ、まだかなあというこの微妙な未開花のぎりぎりの瞬間が好きである。
な、なんなんでしょう。
サクラの蕾の時が、大嫌いだぁ。。という人には何回か、会った。
咲くかなぁ、まだ咲かないかなぁというころは、心がざわめく。

 咲いてしまうと、な~んだ、つまんない。
でも、きれいとは思う。

 サクラは老桜樹になると、若いサクラより、いっそう紅が濃い花を咲かせるという。
な~んか、それって、我がささやかな美意識とは違う。
サクラは年令を重ねると、あわあわとした思いで、咲いてて欲しいと思う。

 春の夕暮れに、風が吹くと、降りしきるサクラ吹雪がある方向に一斉に流れていくのを追いかけて、ボクたち子供はパクッ、パクッと花びらを食べる遊びをした。
口の中に、ひんやりした味が残る。

 大島サクラの葉っぱでくるまれたサクラ餅の薄皮を見ると、子ども心に、胸騒ぎのような、せつないような気分になった。
サクラの葉の芳香の薄衣に、きっと、エロスを感じたんだと今思う。

 今年の春は、たらの芽、ふきのとうなど、ずいぶん食した。
あ、サヨリの糸造りを、ショーガで食すのは、まだ一度もしていない。

 最近は季節の花を見る、気持ちのゆとりがない。
困ったことだ。
仕方なく、寝際に夜空の月を眺める。
窓から見えないときも多い。
けれど、昨日の朧月は、すこしづつ満ちている。




by nonoyamasadao | 2014-03-21 10:35 | 雑文 | Comments(1)
Commented by nonoyamasadao at 2014-03-25 15:34
To まめ蔵さん
>
老桜樹と一緒にするな!って怒られそうですけど、
↓ 野々山さんがこれから本当にやりたいことがある・・っていうの、似ていることのような気がします
-------
あはは、そりゃそうだ。
こりゃ、おじさん一本とられたなあ ...の巻。
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