いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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いままでで一番通った店は、居酒屋だと思う。これは紛れがない。
それが一ヶ月に十日の飲酒。辛か~。 休肝日の過ごし方ってむつかしい。それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。う~ん、こちらは実感だなぁ。
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応接間兼書斎

  武蔵小金井にいたころ、用のない休日は家の応接間に閉じ籠って過ごした。
父が急逝して、23才~27才ころまでは、わりとアカデミックな本のハードカバーのぶあついのを好んで読む。
ようは、大学の時に勉強しなかったから、そのつけがまわって来た。

 テレビのある棚に、『荒野の決闘』で、ワイアットがトゥームストンの町の歩道上に持ち出した椅子に腰かけ、傍らの柱に足をかけたように棚に両足を乗せた。
そっくりかえって、重たい本を飲む。
右側は、ベランダに出る大きなガラスの窓、兼ドアだった。
ベランダにはパーゴラがあって、つるバラがピンクの花を付け、優雅に枝をしならせていた。
ピンクの花はそんなに大きくなく、庭にはブッシュローズが一面に広がっていた。
無粋で、庭の花など、じっくりめでた記憶はない。

 セブンスター、マイルドセブンのタバコを吸いながら、本のページを繰った。
夏は背の高い扇風機をまわし、冬は、アラジンの石油ストーブで、暖をとった。
父が健在のころは、冬になると、霜よけ対策なのか、丁寧にバラの一本一本に、コモをかぶせた。

 晩ご飯を、茶の間で食べると、応接間にすぐ戻る。
庭はすっかり暗くなり、お隣のアパートの灯りがつく頃になると、カーテンを閉めた。
部屋の隅には、12弦のアコースティック・ギタ―や、旧式のステレオなどあった。
チェリッシュやあべ静江さんのLPなど、聴いていた。

 さすがに、日本酒を飲んだ記憶はない。
なぜかカティーサークに偏見があり、スコッチならホワイトホースで、バーボンなら I.W.ハーパーを飲んだ。
当時は、ビールは飲んだことがない。
酒を飲む時は、ミステリを読んだり、LPを聴くと感傷的な気分になった。

 いつの頃からか、LPなど聴かなくなり、ウィスキーではなく日本酒を好み、むつかしいハードカバーの本など読まなくなった。
毎日、深酒をして深夜の帰宅になり、土日は、銀座でお茶を飲み、映画など観て、その後で飲みに行った。
応接間に籠城して本を読んでいた頃は、本来なら青春の真っ只中だったので、鬱屈した青春といってよいだろう。

 ごくまれに、一生懸命に仕事をすると、遠い昔の応接間の匂いのようなものを思い出す。
その時は匂いなんて感じなかったけれど、たぶん、それなりに必死だったんだなと、今になって思う。
本をひたすら読んだころを懐かしむなんて、あのころは想像もしなかった。

 な~んか、それも悪くないよね。。。。って、苦笑してみる。




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by nonoyamasadao | 2013-09-13 16:03 | 雑文 | Trackback | Comments(0)
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