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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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タイトルの由来

  ブログの『ほんの寝巻きで』という意味不明なタイトルの由来を書く。
けっして、「あぁ~ら奥様、 すてきなお洋服ですこと!おほほほほ」。「ほんの寝巻きですのよ~」てな、流れから生まれた訳ではない。

 大学時代に友人の個人誌に、『エラリアナ』というのがあった。
エラリアナ(Elleryana)は、『ギリシャ棺の謎』のある一章の名前だ。
そこに、『暗闇でドッキリ』のギャグをカット分析した雑文を書いた。
この前後に、亡父の自宅にて急逝があって、大学の4年生の夏から秋にむかっていて、就職未決定だったので、さすがにバタバタしてた。
それでも、弔問に来られた方の住所録など作りながら、雑文に加筆したのを覚えている。
なんとも、お気楽に過ごしていたものだ。
『暗闇でドッキリ』は『ピンクの豹』に継ぐ、ピーター・セラーズのクルーゾー警部を演じるピンク・パンサーシリーズの第2作である。

 この映画は、大のご贔屓のシナリオ・ライターのハリーカーニッツが脚本を書いていた。
彼は、『情婦』(A.クリスティの原作『検察側の証人』より傑作)、大好きな『ハタリ!』、ロマンティック・コメディの『おしゃれ泥棒』など書いた。
ミステリも書いていて、『古書殺人事件』は『ドンキホーテ』の初版本が盗まれる話だし、『殺人シナリオ』はかなりのドタバタだった。
前者は今なら、ビブリオ・ミステリとか言うのだろう。
昔のベッド・デテクティブ(怪我で動けない探偵)や安楽椅子探偵(アームチェア・デテクティブ)の発展バージョンになる。
謎解きの主人公の本業らしきものが、古本屋の亭主だったり、喫茶店のマスターだったり、ビアバーの探偵だったりする。
昔は、出版社ミステリとかいうくくりがあった。
出版社や新聞社が舞台の、新聞記者が活躍するミステリが結構、多かった。
ハリーカーニッツは、本も脚本も、お洒落会話が楽しくて、I・A・L・ダイアモンドと並びソフィスティケーション・コメディとは、このことかあと思った。

 あっ、脱線して、忘れるところだった。
『暗闇でドッキリ』の吹き替えの中で、クルーゾー警部がいやあ、ほんの寝巻きで。。。というシーンが面白くて、雑文のタイトルにした。
それが記憶のどこかに残っていて、このブログを始めるときに、最初に浮かんだ。
 
 本の魅力をアピールするために、細い紙で巻き付けたものを帯、腰巻などという。さすがに寝巻きはない。
まあ、寝る時に身にまとうから寝巻きだ。
今でこそ、パジャマなど着て、まともになった。
50代になるまでは、昔トレパン(ついこの間までジャージ)で、寝てた。

 寝巻きの変化は、飲まない日が多くなったことと無関係ではない。
これでいいのだと思いつつ、一日が自堕落、お気楽に過ぎてた頃が、無性に懐かしい。




by nonoyamasadao | 2013-01-15 10:58 | 雑文 | Comments(0)
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