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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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天使のくれた時間

  お散歩気分で仕事部屋に向かうと、まばゆい冬の陽光が降り注ぐ。
カシミヤのタートルネック、カシミヤのマフラー、カシミヤのしょうちゃん帽、バーバリーのコートで歩いたら、さぞ身軽だろう。
だがしかし、この季節はダサく厚ぼったい服を着て、ロングマフラーでグルグル巻きにして、厚い靴下、重い靴で重力を感じつつ、踏みしめるように歩くのが散歩らしい。

 昨晩、雪が舞う夜の空港カフェで、男と女が向き合ってコーヒーを飲む映画を観て、ああ、いいなぁと思う。
ああいうのが、デートだと思う。
約束前、時間ぴったり、5分遅刻などと待ち合わせ時間にドキドキしたのは、もうはるか忘却の彼方である。

 チェーン店のコーヒーショップが溢れる、今の若者が気の毒にも思える。
まあ、ケータイで全て事足りるのだから、要らぬお世話だろう。
ボクはネットカフェには、死ぬまで行かない。たぶん、おそらく・・・

 昔、銀座の喫茶店や新宿の紀伊国屋でよく待ち合わせをした。
紀伊国屋のパブリックスペースは、デートの人待ち顔の若者たちで溢れかえり、雑沓になった。
ボクは、エレベーターで上った先のレコード店やその先の新刊書のコーナーで人を待った。

 やがて三十路になると、銀座の三笠会館のティールームでよく人を待った。
土日の仕事をしない日は、コーヒーや紅茶を飲んだ。
ウィークディの仕事の後だと、ビールを飲み、ぼうっとしてたのが多かった。
まだ、オープンカフェなど、少ない頃だった。
ドアの外の舗道を行き交う人々を眺め、ぼんやりコーヒーを飲むのも、人生のいつくしみ方の一つかもしれない。

 本当は、待つことより、遅刻することが多かったけれど。




by nonoyamasadao | 2009-12-21 13:31 | 雑文 | Comments(2)
Commented by nonoyamasadao at 2009-12-22 10:24
To まめ蔵さん
>ニコラス・ケイジが出てた映画ですね。
昔は向き合って…が良かったけれど、今は横に、の方がいいなぁ。
-------
ニコラス刑事、大当たり~です。あまり得意な役者ではなかったのですが、最近、だんだんとその良さがわかって来たみたいな。
今は横、いろんな解釈ができますが、理解できたような気もします。

>新宿では高野でよく待ち合わせてました。
------
はぁ、これも紀伊国屋同様、ありがちですね。
ボクは高野と二幸(今、アルタ)はパスでした。
銀座うろちょろ、昼夜問わずは42才くらいまで続きましたね。
まあ、暇人だったわけです。
Commented by nonoyamasadao at 2009-12-23 09:57
To まめ蔵さん
>ご理解頂けまして?(笑)
---------
自信はないですが、しんみりと理解しました。(笑)
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