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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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我が映画の原点

  映画が唯一の娯楽だった時代に育ちました。テレビがなかった時代です。
一般家庭にテレビが無かった時代は結構、長かった。
映画との出会いは、記憶してる中では『若さま侍捕物帖シリーズ』じゃなかったかと思う。
検索してみると、1956年。
ふ~ん,6才だったんだ~。もっと子供だったような気がしてた。なんか意外だ。
その後に東映の『新吾十番勝負シリーズ』や黒澤明の『用心棒』と続く。
父に連れて行ってもらった。
荻窪に住んでいたころだ。
まだ時代は貧しく、若かった父と僕は東映映画に行って、もっと若かった母は松竹で女性映画を観ていた。
橋蔵の新吾は美剣士だったけど、丘さとみさんや佐久間良子さんの匂うような姫君に見とれた。
桜町弘子さんって、きれいな女優さんだったな。
毎回、剣客との決闘が何よりの楽しみだった。

 谷口千吉監督の『やま猫作戦』とか岡本喜八監督の『独立愚連隊』も抜群に、面白かった。
西部劇タッチの戦争アクションで、ナンセンス・コメディも混じってた。こういうのは岡本喜八の独壇場でしたね。
無国籍ウェスタンとなると、日活の斎藤武市監督の『渡り鳥シリーズ』もあった。
渡り鳥シリーズはトイレの匂いのする映画館で、長靴をはいて観るような映画だなって思った。
どっちかといえば、岡本作品や谷口作品の方がモダンで好きだった。
でも今思うと、アキラ渡り鳥のとっぽい兄ちゃんというのもノスタルジックですね。
アキラ渡り鳥シリーズは、ごった煮のやみ鍋みたいだった。
股旅物と西部劇を合体させて、アキラの素頓狂な高音の歌あり、北海道や九州のローカルカラーも豊かで、そして勘違いエキゾチシズムが混じり、そしてギターとピストルのミスマッチてんこ盛りだった。
牧場の娘の浅丘ルリ子さんがまぶたに焼き付いている。
見方によっては、ちょっぴり下品な味がした。けれど後を引く、そんな味だ。

 ボクは夏木陽介と星由里子さんの大ファンだった。
星由里子さんは、世の中に、あんなきれいな人はいないとずっと思ってた。
相手は加山雄三じゃなかった。ヤッパ、その頃から変わっていたのでしょう。
その理由が、谷口千吉監督の『やま猫作戦』なんですよ。
星由里子さんが日本語が話せない中国少女の役で、かわいかった。
それで夏木陽介とキスするんですよ。
その頃、ちょうど小学校五年生。
ボクも色気づきまして、いいなあ、夏木陽介。。。な~んて思ったわけですよ。
で、夏木陽介のファンにもなった。あやかりたいとでも思ったのでしょうね。
我ながら、いじらしい。
 二人が共演した『地方記者』、坪島孝の監督第一作『写真記者物語 瞬間に命を賭けろ』とか、後になって追っかけて全部、観た。
そうそう、日高繁明監督の『 青春を賭けろ』っていうハイティーン作品も後で観た。
この主題歌が中村八大の『黒い花びら』だったんですよね。

 加藤和彦さんを偲んで。合掌。




by nonoyamasadao | 2009-11-04 11:33 | 雑文 | Comments(2)
Commented by ta-ke-58-ta-xi at 2009-11-05 18:18
映画の原点・・・。
長谷川一夫の映画で・・親に連れられ・・立見席一杯の中で・・悲しいシーンを子供心に感じて、思わず泣き声をあげました・・。
シーンとした静寂の中で・・館内に響き渡り・・・。
親が必死に止めるもダメ。しかし・・周辺の反応は、こんな場面で泣くとは・・かなりませた奴じゃとの失笑が広がった。
・・とワタクシなりに思ったのですが・・・さてどうだか(笑)。何せ・・幼稚園前だと思うから・・。
股旅物の男女の別れの場面でした!!。nonoyama様の記事にいつも触発され・・毎度毎度・・自分のことを書いてしまい・・申し訳ありませんね(汗)。
Commented by nonoyamasadao at 2009-11-05 21:23
To ta-ke-58-ta-xiさん
>長谷川一夫の映画で・・親に連れられ・・立見席一杯の中で・・悲しいシーンを子供心に感じて、思わず泣き声をあげました・・。
------
ボクの4才ころ、GOOで検索かけると、長谷川一夫の銭形平次を観たかも・・・。記憶が定かではありません。

>シーンとした静寂の中で・・館内に響き渡り・・・。
親が必死に止めるもダメ。しかし・・周辺の反応は、こんな場面で泣くとは・・かなりませた奴じゃとの失笑が広がった。
------
さもありなんですね。栴檀は双葉より芳しですね~。
兄さんのばやい、かなり早熟だったと思います。
幼稚園前に、男女の別れで泣くとは恐るべき幼児。その幼児教育の成果が、まさに今のあなたにまざまざとうかがえます。
ちなみにワタクシ幼稚園、単位取得退学です。

>自分のことを書いてしまい・・申し訳ありませんね(汗)。
------
ボクが自分のことばっか、恥も外聞もなく書きまくりですからね。
釣られちゃうでしょ。でも兄さんの挿話はめちゃくちゃ、面白い。
また書いて~~、恥。(笑)
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