いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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いままでで一番通った店は、居酒屋だと思う。これは紛れがない。
それが一ヶ月に十日の飲酒。辛か~。 休肝日の過ごし方ってむつかしい。それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。う~ん、こちらは実感だなぁ。
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厄日だ

  青森に行く。
熊本から伊丹空港経由で、青森空港だ。
乗り継ぎの伊丹空港でも待ち時間が、半端なく長い。
搭乗ロビーで調べ物などしてたら、あっという間で、乗り過ごすところだった。
すこし、動作も思考もスローになった気がする。
年かな。だったら、イヤだなあ。

 熊本から伊丹、伊丹から青森までプロペラ飛行機だった。
旧弊な人間だから、今、最先端のハイテク機よりも、古びたプロペラ飛行機の方が、落ち着く。
青森空港が濃霧だと仙台空港に緊急着陸するとのアナウンスだったが、機長の方針説明では、極力、青森空港に着陸するつもりだという。
た、たのもしい。
フム、「グッドラック」のグレートキャプテンの柴俊夫さんのラストフライトの回を思い出した。
もっとも、グレートキャプテンは、このような地味なフライトはしないだろう。
定刻より5分以上早く、到着する。ランディングも、ほんとにソフトだった。
飛行機から降りて、飛行場をぞろぞろと歩き、ターミナルビルに入る。バスもないのが、なんだか新鮮だ。

 青森空港から、ナナカマドの街路樹の道を仕事の会場に向かう。
ああ、5年前にも、この道を通って、仕事に来たのだった。
そうだった。10月末なのに、ナナカマドの真っ赤な紅葉はまだで、遠くに八甲田山が見えた。
中腹だけが黄葉していたのを、つい昨日のように思い出す。
今回もまた、とんぼ返りだ。
昔、ガールフレンドが教えてくれた、十和田湖や浅虫温泉は、一生行けないのかなと、クヨクヨ悔やむ。

 その晩の懇親会の後、地味な、市内の中心から離れたビジネスホテルに泊まる。
夜、20時ころだというのに、食事処もない。フロントに聞いて、一軒しかない近場の居酒屋に向かう。
近場と言っても、1キロ以上の灯りも何もない、闇夜のさみしい道をトボトボ歩く。

 そのお店も、ぼんやりした感じで、ひっそりと佇む。
けれども、その居酒屋の刺身は美味かった。
ヒラメ刺し、イカ刺しは絶品だ。
刺身がウメーウメー、酒がすすむ、すすむ。
アルバイトのお姉さんがまた、おきれい。
明日は難題の仕事だが、まっ、いっか。

 あけて翌日、案の定、ひどい二日酔いだ。朝メシのバイキングに行くけど、パンを一つ二つに、パム2枚でアップルジュースを飲む。
まだ、目覚めないので、コーヒーも飲む。
ホテルの無料の、自動コーヒーを操作も判らぬまま、ためすと、コーヒーカップからコーヒーがあふれ出し、それでも止まらん。
フロントから、これまた、おうつくしいお嬢さんがとんできて、コーヒーを入れ直してくれ、わかりにくくてスミマセンと詫びる。
でも、その目は、なんだか、ワタクシを不憫そうに見ている気がする。ズドンと落ち込む。

 やっぱ、深酒がいけなかったのか、仕事も芳しくない。
またまた、落ち込む。
帰りの飛行機は、知っている人たちが、あちこちに散らばって乗っていた。
伊丹につくと、もうダメ。
疲れと脱力感で、ヘロヘロのヨレヨレだ。
で、贅沢してプレミアムクラスに乗る。
でも、不思議に腹が減る。ああ、そうだった。
朝すこしで、昼はぬいているからだ。

 もう、20時過ぎの夜間フライトだから、飯など出ないのだろうな。
今まで、いつも寝ていて、プレミアムクラスでは、食事を辞退してきた。
でも、ディナーはあった。なかなか凝った懐石膳だった。フライト後、15分たって出てきて、20分足らずで、食せねばならない。

 ウ~ム、おいしかったけれど、あわただしかったあ。な~んか胸焼けした。
全ては自業自得なのだが、厄日だと呟く。


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by nonoyamasadao | 2017-05-31 11:05 | 雑文 | Comments(2)

石垣島の夕日

 石垣島に行く。
う~ん、思っていたよりも、ずっと遠い。
我が地を10時の飛行機で、那覇で乗り継いで、新石垣空港についたのが、2時だった。

 空港から、テリハボクの並木道を、市民会館へタクシーで向かう。
初めて見る、南国の街路樹だが、なかなか美しい。
防風林だそうだ。
ヤマモモとか、防風林には、好みの樹木が多い。

 しかし、島に行くというのも、ヘンといえば、ヘンですね。
だって九州も、日本列島だって、島だもんなあ。

 石垣オリオンビールを、5時前に飲みだす。
泡盛で乾杯などすると、結構、酒のまわりがはやい。
アッというまに、出来上がる。
なんたって、気温30度のあたたかさだ。
半袖アロハで十分なところを、タートルに上着まで着込んでいったから、そりゃ暑い。

 ああ、目の前の名蔵湾に、うるんだ夕日が沈んでいく。

 夕日に見とれ、ビールを飲んでたら、かなり酔ってしまった。
ホテルへ帰ると、もう暗くなっていた。
ホテルの日本料理屋さんで、またもビールを飲みながら、海ぶどうにしようか、島らっきょうにしようか、くよくよ悩む。

 優柔不断極まりない。
お店の人に聞くと、それなら、ワタシは、ゼッタイに、島らっきょうをオススメしますという。
で、それを食す。
フム、たしかに、これは、おいしい。
お店の人を見ると、ねっ、おいしいでしょ。。。っというふうな顔で笑う。

 部屋に戻ると、真向かいに、灯りの点った教会が見える。
なんとも美しいが、不気味な気がしないでもない。

 ベッドで、なぜか『ミッキーマウスの憂鬱』など読んでいると、世間の人はみな、何をしているのだろうとか、ケッタイなことが脳裏をかすめる。
寝ちゃお。

 翌朝、ホテルの廊下から下に降りると、道があり、まっすぐ行くと、ボートハウスがあって、その先は、遠浅の海岸が広がっている。
だ、誰もいない。
う~ん、エメラルドグリーンの大海原と白砂のビーチを独り占めだ。
船も見えない。
振り返ると、白亜のホテルの聳える。
 
 遠い昔、小学生のころ、土曜の9時から、『ハワイアンアイ』というアメリカ・ドラマをよく見てたのを思い出す。
ホノルルのホテルのプールサイドの探偵事務所が舞台だった。
お茶目なクリケットという名前のクラブ歌手で、カメラマンのコニースティーブンスが、かわいかったなあ。

 そっか、あのころは、ハワイはまだ、アメリカの州になったか、ならない頃だった。
いつか、新宿キャバレーではないハワイに、行ってみようと、初めて思う。

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by nonoyamasadao | 2014-11-15 14:56 | 雑文 | Comments(0)

雪の連想

  タクシーで、歯医者に向かう。
梅の花がほころび、やっぱ、今年も時間の刻みは正確だなと思う。
東京では、13年ぶりだとか、20年ぶりだとかの大雪である。

 不謹慎だけれど、都会に雪が積もると、いつもとは、かけ離れた風景に連れてってくれるので、大好きだった。
30代の中ごろ、会社の帰途、上司と入社したての女性社員と、新宿通りの舗道を四谷駅に向かって歩いた。
路面凍結し始めていて、うっかりスリップした女性社員が、抱きついて来た。
ああ、これがあるから、大雪は大好きなんだ。
俯いて、心中、ほくそ笑んだのを思い出す。

 夜、ファンだった内田有紀さんのDVD『ばかもの』を観る。
内田さんはコスモ石油のCMでハンサムな女の子だなあと思った。
『じゃじゃ馬ならし』も、ボーイッシュなショートカットがステキで、大好きだあって思った。
そういえば、大のゴヒイキのクリスティ・マクニクルも荻野目洋子さん、福田沙紀さん、そして内田さんも、どこか似た系譜があるようにも思う。
最近では、『最後から二番目の恋』の男嫌いの、ひきこもり役もよかった。

 『ばかもの』は、ラストシーンの渓谷の河原のシーンの緑と水がとても美しくて、ほんのり爽やかに心に沁みた。
ああ、きれな川に行きたい。

 その後で、『白線流し』を観る。
フム、やっぱ、共学の地方の高校生はいいなあ。
昭和40年代前半の高校生活は、遠い昔になったけれど、また殺風景だったけれど、平和な毎日がまったりと過ぎていった。
その頃の練馬は、ドラマの松本市とはかなり違うが、どこか心細く、それでいてトキメキがあった日々だった。

 サッカーなどして、放課後の帰り道を、上石神井の駅まで歩き、みなはバスに乗ったり、徒歩で下宿まで帰った。
ボクは上石神井の駅から西武新宿線で帰るのだけれど、平日の15時ちょっと過ぎの早い時間の駅のホームは、まばらな人で、さみしかった。
電車もすいていて、太陽の光線が射し込むと、車内が急に明るくなった。
快速電車も走っていたけれど、花小金井で降りるので鈍行で帰るから、ゆっくりと走る電車だった。
 ドラマでは、通学するとき、松本電鉄が鉄橋を渡る。

 今はもう、あの頃の心細さと、ときめきの間で揺れてた不安定な気分は、とうの昔にどこかに消えて、青春の憂鬱もなくなり、さみしさだけがコーヒーカップの残滓のように残った。

 あの頃の微熱のような気分や心の痛みが、一番、大切な時だったと知るのは、いつだって、はるかに時間が遠くに過ぎ去ってからだ。
桜が散り始めるころに、45年ぶりに高校の同窓会がある。
今年の春の陽射しは、淡く、淡く揺れた、あのころの匂いや気分を、ちょっとだけでも連れ戻してくれるだろうか。

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by nonoyamasadao | 2014-02-09 14:05 | 雑文 | Comments(0)

秋の旅

 いつものように、ゴミ出しに行く。
あっ、隣の集合住宅の木々の葉を透かして、秋らしい柔かな陽を浴びる。
空を見ると、空の匂いが秋らしい。
空気や風の匂いはよく感じるけれど、空の匂いを感じたのは、かなり昔のような気がする。

 大好きな長田弘さんの詩の、“今日あなたは空を見上げましたか”。。。というフレーズを思い出す。
これって、教科書に載っているらしい。
な~んか、ガッカリ。
一番好きなフレーズは、“樫の木の下で、あるいは欅の木の下で、立ち止まったことがありますか”。。。。ってとこだ。

 そんなことをつらつら思いながらゴミ置き場まで歩く。
ああ、こんな日は、どこかに旅行に行きたい。

 ビジネス・トリップなら、年に何度も行く。
旅行鞄に、これだけはなくっちゃねという必需品を詰め込んだり、宿の手配をしたり、新幹線や飛行機に乗ったりで、プロセスは同じだ。
でも、ビジネストリップは、目的が明白で、俄然、雑駁になる。
騒然としていて、まことにもって味気ない。
 
 “もう誰からも「遠くへいってはいけないよ」と言われない”のだから、どこだって行ける。
今、思いついたのは、取り敢えず、栗の木がいっぱいある地方で、サンマの塩焼きを食したい。
静かな昼下りは、歩くことをたのしむために見知らぬ街を歩く。
地元の静かな喫茶店を見つけて、紅茶を飲んで、読まないでとっておいた面白そうな短編小説を1作だけ、ゆっくりと時間をかけて読む。
夜は遠い昔の誰かを思い出して、はやめに寝る。
どんな夢をみるのだろう。なんだか楽しみ。

 長田弘さんの詩のフレーズに、上手に年を取ることができると思いますかという問いがあった。
これは、駄目ですな。
だって、年令の自覚なんかないしー!。
いちばんしたいことは何なのか、いまだわかっていない。

 いやはや、我ながら困ったもんだ。

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by nonoyamasadao | 2013-09-17 11:16 | 雑文 | Comments(2)

早歩き

  若い頃は、早歩きだった。
あまり人と一緒に、並んで歩いたことがないからだろう。

 目的地から目的地へと、なるべく早く向かう。
風景や樹木、道に落ちている落としものや、女の子の服装とか、一切眼中になかった。

 20代の後半になったころ、大河ドラマに、海音寺潮五郎の『風と雲と虹と』があった。
子供の頃に、雨上がりに見た虹は、ドキッとするほど美しかった。
何度も、何度も、振り返っても 、後ろで虹は滲んで輝いていた。
けれど、風や雲など、な~んの関心もない。

 ものを書くのも、土曜の夜中から、日曜の明け方までだった。
だから、そんなに長いのは書けない。
だいたい、構想を立てて、書くとかは全く向いていない。
思いつきで、一気呵成に書く。
その瞬間だけ、ものすごく集中するので、鼻のあたまに汗をかいて、面庁によ~くなりかけた。
そんな仕方は、40代の半ばまではできた。

 極端から極端に走る性格なので、今は、ゆっくりのんびり歩く。
時折、夜遅くなって、自宅やスーパーまで、一心不乱に歩く自分を発見することがある。
やっぱ、早歩きが生まれつきの性格なのでしょうね。

 ゆっくりのんびり歩くと、街角のワンピースの女の子を見つけ、あっ、似合わねえ。。。などと失礼にも、心ひそかに思う。
今年の夏らし過ぎる夏も、よく入道雲とか探したが見つからなかった。
そのぶん、ベビ―ピンクのアイス最中を食す女の子を、よく見つけた。
ベビーピンクだから、イチゴでしょうね。
イチゴのアイス最中は、今、ファミマのブームなのだろうか。
女子しか眼中に飛び込んで来ないのは、エロおやじのサガか。

 金曜に、神戸で集会があり、翌朝は神戸から茨城空港まで行く。
常磐自動車道で、守谷で父の墓参して、常磐道から、向島か葛西経由で、夜、羽田から帰る。
これまた、年令のわりに、なんともあわただしいスケジュールを立ててしまった。

 誰かのうけうりだけど、人は毎晩死んで、翌朝に生き帰るそうだ。当たり前だが、生れ変るのではない。
だとしたら、早歩きのクセは、一生、続くのでしょうね。
まっ、いっか。

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by nonoyamasadao | 2013-09-04 11:36 | 雑文 | Comments(5)

ヤバいかも・・・

 このところ、ハンパでなく、寒い。
実は、寒いのは、案外、得意である。
夜、寝るとき、人生のいつのころがいちばん、よいのかなあとシミジミ考える。

 桜がハラハラと散りはじめた、小学校の門の前を通ったときに、不覚にも、涙ぐみそうになったときがあった。
あれは、五十代の中ごろに、さしかかった時代だった。
あ、ヤバっ。
老化現象が始まったかなあ。。。って思った。
まあ、好ましくない年令に突入しつつあるなあって感じたのは本当だ。

 還暦を過ぎると、♪あと、いったい何度、桜を見ることができるのだろう。。。。の心境になった。
竹内まりやさんの影響が、大きい。
ボクの五十代は、実体がないまま、漠然と過ぎてしまった。

 最近、歩くスピードをすこし速くして、気づいたことがある。
若い人があまり、早足でないことだ。
かと思えば、ボクよりも十才はゆうに超える年配の人が、競歩のごとく、凄んだ顔をして歩く姿もよく見かける。
あまり美しくないなあ。
けれど、その世代は未経験なので、その世代になれば、その気持ちがわかるかもしれない。

 当節のヤバいは、ステキ、すばらしいに近い意味らしい。
表現のパラドックスである。
だったら、肥溜めにはまる、“どつぼにはまる”もカ・イ・カ・ンを意味するのか。

 ミランダ・カーさんのCMで、♪ やばいね、リモーネ、おいチ~というのが、あった。
あまりにバカっぽくて、しばらく耳から離れない。
若い人は、ヤバいね、チョー美人とか思うのでしょうね。

 う~ん、やっぱ、時代からズレて来たのだろう。
ボクらの時代は、小川ローザさんの♪オー・モーレツ!が可愛かったなあ。
あ~あ、昔は遠く、時代は変わるのである。(The Times They Are a-Changin)

 乾いた初冬の陽ざしが落ちている。
明日は、初雪が降るといいなあ。
 
 露天風呂で、雪見酒。堪りません。

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by nonoyamasadao | 2012-12-01 11:11 | 雑文 | Comments(0)

イカンなあ

  結局、自分の趣味は何だったのだろう。はて、何か。
しばし熟考する。
本好き、映画好き、旅好きだけは確かである。

 最近、仕事関係の本や横文字の本の数が増え、老後の楽しみにとっていたミステリや本屋さんの平置きの流行作家本は、とんと御無沙汰である。
イカンなあ。

 映画はといえば、映画館は面倒になって、レンタル店に行くのも面倒くさくなって、中古のDVDを密林などから買い漁っている。
それもおバカなラブコメばかりである。
この数日だと、『ウソツキは結婚のはじまり』、『男と女の不都合な真実』など、おバカ系、エロオヤジ系にハマった。
 前者だとジェニファー・アニストンって、年食ってもファーニーだなぁ。シャーリーマクレーンのようになるのだろうか。。。な~んて思う。
後者だと、キャサリン・ハイグルはだんだん色っぽくなる。。。堪りませんわ~などエロオヤジ満開になって、一人悦にいる。
う~ん、これまたイカン。

 旅となると、10月に青森に行ったが、ヒラメ、ヤリイカ、ホタテなど食した。
大間のマグロを食せなかったのは、慙愧にたえない。八甲田の中腹の紅葉も、じっくり楽しめなかった。
 12月の初旬には、別府の杵築方面に行くが、もう紅葉はのぞめそうもない。
どうせ杵築ど~んと丼とか食い物に眼の色を変えるにちがいない。
 武家屋敷や庭を眺め、紅葉の街をそぞろ歩くなど、ドーセできない相談だろうと始めっから諦めてる。
貧乏ヒマなしだ。
ウ~ム、ますますもってイカン。
イカンです。

 レールの上を一目散に走るのが、めぐまれた人生だと思う。
ただ、この競争は、ど~にも疲れる。
しんどいし、第一、体に悪い。
あらぬこと、あらぬ方向にばかりに目がいく性質にハタと気づいたのが、42才の頃だ。
けどねえ。
めっぽう面白く、わくわくして、ドキドキすることって、そんなにないのかなぁと、すこし悲しくなる。

 昔々、松田聖子さんの歌など、裸足の季節...からボーイの季節まで、ワクワクして聴いていた。

 さらばよさらば、束の間の夏の光の烈しさよ

 これって、四万十川に行った時、シミジミ実感したはずだった。
けど、この詩の意味が、還暦過ぎでわかるなんて、やっぱ、鈍感もいいところだ。

 あ~あ、今年もあますところ、一ヶ月半か。
この季節、この一日、この一瞬を感じながら、ゆっくりとまったりと。。。というのも、結構、むつかしい。
今日はポインセチアの正しい育て方を調べ、温泉湯豆腐の由緒正しい作り方など学ぼう。

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by nonoyamasadao | 2012-11-16 11:39 | 雑文 | Comments(0)

一匹オオカミ

   この一か月と少しくらい、スローに過ごそうと思う。
仕事部屋から山並みなど、じぃーっと眺める。
薄みが混じった青空が広がり、山が少し代赭色になってる。

 こんな季節に渓流に沿って、山間部を列車で走ってみたいものだ。
コナラの黄色や、錦秋の輝くようなブナ林など見ながら、ビールをグビリと飲む。
冷たい風の小さな駅舎に停まると、秋の陽が落ちて、秋草などいっぱいみれるといいなあ。

 予定などなしで、どこかのひっそりした駅でおりる。
風が吹くと、ススキの銀色の穂がいっせいになびくな~んていうのもいい。
ぶらぶら歩くとひなびた宿などある。

 浴衣を着て、さむいから丹前も着て、焼き魚くらいあればいい。
夜になって、さみしさが湧いて出たら、文庫本でも読もう。
たぶん、翻訳物の外国ミステリなど、よいかもしれない。

 ずっと昔、そんなことばかりを考えていたことがある。
若いころは旅人にあこがれ、失恋して、センチメンタルジャーニーな~んて雰囲気も悪くないなぁと思っていた。

 しかし今となると、違う。
きっと、一人旅のさみしさに耐えられないだろう。
そして、人の迷惑を顧みず、後さき考えず、電話をかけまくるか、メールを書くに違いない。

 一匹オオカミは、本当に恰好いいのだろうか。

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by nonoyamasadao | 2012-10-22 12:35 | 雑文 | Comments(0)

三十路まえ

 朝晩はめっきり過ごしやすくなって、読書の秋、映画の秋である。
映画のことを書かなくなって久しいけれど、今でも、毎日見ている。
一昨々日は、『きのうの夜は…』で、ロブ・ロウと デミ・ムーアのちょっぴり、ビターな恋愛コメディである。
まだ、デミ・ムーアが初々しくて、でもハスキーボイスは相変わらずだった。
原作が劇作家のデヴィッド・マメットで、マメットが監督したミステリ映画の傑作『スパニッシュ・プリズナー』は忘れられない。ミステリファン必見の映画だ。
デミ・ムーアは脱ぎっぷりのよさが際立った女優さんだった。また、私生活ではつれあいを出世させた。美人なだけでなく、きっと人柄のよい方なのだろう。
色っぽさでいえば、バリー・レヴィンソン監督の『ディスクロージャー』の冒頭のオフィスで、マイケル・ダグラスくんを誘惑するシーンに尽きるだろう。
う~ん、なってたってセクシー。。。。ここに極まれりだ。
そして、ロブ・ロウと デミ・ムーアといえば、やっぱ、『セント・エルモス・ファイアー』を思い出す。
青春群像映画で、社会人になった希望と不安が入り混じった、大学卒業直後の甘酸っぱいせつなさがよかった。
ワシントン郊外のジョージタウンの真っ赤な紅葉も楽しめた。

 一昨日は『君への誓い』を見た。
レイチェル・マクアダムスのファンなのだ。キュートで、繊細で、知的な感じもある。
彼女の映画は、若い女性が好きそうな『きみに読む物語』で注目して、社会派ミステリ映画『消されたヘッドライン』の向こうっ気の強い役で、いよいよ大好きになった。
『ミーン・ガールズ』では、リンジー・ローハンの敵役のクイーンで、期待したクリスマス映画の『幸せのポートレート』では、どってことない、パッとしない脇役で残念な気がした。

 昨日、再見した『ビューティフル・ガールズ』は、いや~、青春群像映画の傑作でした。
これとか、『ダイナー』とか『アメリカン・グラフィティ』は好みの映画である。
この映画は、まず、脚本が面白い。
学校を卒業して、29才くらいになって、気持ちはまだ18才くらいで停まったままで、いつも夢みたいなことを考えて揺れている。
ボクと同じだぁ。
もっとも、ボクは40近くまで、そのまんまで過ぎてった。
三十路を目前にして、NYで煮つまった主人公のティモシー・ハットンが、バーモントあたりの故郷の同窓会に帰って来る。
雪深い故郷で、おませなお隣さんがナタリーポートマンである。
彼女が一番、チャーミングだったころで、とてもよい。第一、会話が面白い。
クリストファー・ロビンとクマのプーの話など、年甲斐もなく、うんうん、さもありなん。。。とせつなくなった。
会話の中に、『ブレックファーストクラブ』の話題があって、『あなた、アリー・シーディに似ている。そういえば、彼女、見なくなったわね~』的な会話があった。
失礼なこと言うなあ。『ブレックファーストクラブ』のアリー・シーディはウィノナ・ライダーみたいだった。
『セント・エルモス・ファイアー 』でのアリ―・シーディは、落ち着いた感じで、なかなかよかった。
ジョン・バダムの隠れた傑作の『ショート・サーキット』も面白かった。
骸骨型のロボットがよくできていて、バダムらしく追っかけのシーンもあって、なかなかでした。
『ビューティフル・ガールズ』には、マット・ディロンも出ていた。
1990年代のマット・ディロンは、どうもぱっとしませんなぁ。元来、大味な俳優ではあった。
マット・ディロンといえば、大のご贔屓のクリスティ・マクニクルの相手役だった『リトル・ダーリング』が思い出される。
演技的には、コッポラ監督の『ランブル・フィッシュ』がピークでしょうか。ミッキーロ―クとのシミジミした兄弟愛が、ジ~ンと来た。
同じコッポラの『アウトサイダー』もよかった。
『セント・エルモス・ファイアー』や『ブレックファーストクラブ』の主演のエミリオ・エステベスも出ていた。
そういえば、ロブ・ロウも出演していたし、兄がパトリック・スウェイジだったな。
パトリック・スウェイジさんに、合掌。
となると、デミ・ムーアとの『ゴースト/ニューヨークの幻』がまた見たくなった。
めぐるめぐる輪舞のようだ。

 『ビューティフル・ガールズ』と同世代の三十路少し前の大晦日、元旦と、ボクは友人と金沢を旅した。
兼六園は一面の雪景色で、近くのお店で食したしゃぶしゃぶと甘エビが美味だった。
列車の中で、岩崎宏美さんの『二十才前』が思い浮かんで、三十路前な~んて、口ずさんでみた。
金沢の元旦は、映画館で『グリース』を見た。
楽しかったけれど、お正月に金沢まで来て、どうしてロードショーなど見ているのだろう。。と思ったのも覚えている。
けれど、『グリース』はリアルタイムで見てよかったなぁ。。。と今だから、そう思う。

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by nonoyamasadao | 2012-10-18 10:21 | 雑文 | Comments(0)

鎌倉物語

 『最後から二番目の恋』のDVDを見ながら、最近になって、ずいぶん小泉今日子さんを見ているなぁと思った。
『愛しあってるかい!』、『パパとなっちゃん』など、好きで繰り返して見ている。
当時、別にファンではなかった。むしろ、アウト・オブ・眼中だったと言っていい。
そういえば、西船橋にある寿司屋に向かう東西線の中で、会社の後輩が、当時つきあっていた女の子がキョンキョンに似ていると言っていたのを思い出した。
そうかな?。ゼンゼン、似ても似つかないのになぁと思った。
今ころになって、若い頃の小泉今日子さんのファンになっているというのは、彼女は小泉今日子さんに似ていたってことか。
ウ~ム、今もって、謎だ。
人から見ると、どこかに似通ったところがあるのかもしれない。

 『最後から二番目の恋』は中井貴一さんとのボケとツッコミのお気楽談義がとっても楽しい。
江ノ電の極楽寺駅のプラットフォームや改札口の様子がよ~くわかる。
改札口を出て、左折した駅前の通りの様子も、何度も行ったような錯覚に落ちる。

 実は、極楽寺駅は『俺たちの朝』というドラマで、だいぶ、昔に見ている。
その時は、自動改札ではなかったし、手すり付きスロープもなかった。
いにしえの面影を残しつつ、時代は進化しているのだなと思う。
 
けれど、極楽寺駅には、一度も行ったことはない。な~んか不思議でもある。

 ドラマには、江ノ電の鎌倉駅も出てくる。
こっちとなると、さらに遡って、石原裕次郎の映画の『乳母車』を思い出した。
たしか、芦川いづみさんが階段をのぼって行った。
この映画の裕次郎をイメージして、石坂洋次郎は『陽のあたる坂道』の田代信次の人物造形をしたそうだ。

 ポケットに手を突っ込んで、俯いて歩いて、上目づかいに女の子を見上げる。
世をすねて、みんながあっちといえば、別な道をいく。
そんな生き方にあこがれたなぁ。
今でも、その残滓は残っているような気がする。
まあ、獲物であるはずの女性にはからきし臆病で、不良精神だけが残った。
これって、最悪だよなあ。

 少し前から、百日紅が咲く。
百日紅の季節になると、国木田独歩を思い出す。
これまた、進歩ないですね。

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by nonoyamasadao | 2012-07-31 09:58 | 雑文 | Comments(0)