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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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A Happy New Year

 ご近所の神社に、初詣に行く。
歩いて、1~2分のところにある。

 今年は、鈴をならそうかならすまいか、悩む。
まっ、いっか。
鈴はやめとく。
お賽銭を投じ、二礼二拍手一礼にやっと慣れたみたいだ。おどおどした内心の動揺がなくなった。

 参拝は成功、やれやれ、してやったりと思いつつ、なんだか違和感が残る。
社務所で、お守りを選んでいるときに、ああ、これだと気付く。
神社には、『ニューシネマパラダイス』のテーマ曲が、厳かに流れる。
あの、エンニオ・モリコーネ大先生の傑作である。 

 フム、なんだろこの違和感は?
冬だから、雨はにあわない。。。というフレーズが、昔、あったな。
神社には、ニューシネマパラダイスは似合わない。

 でも、小泉今日子さんなら、ファンキーですねえ。。。とかいうかもしれない。
だったら、お願いごとも、色っぽいことがありますようにとか、生ガキを食べても、おなかをこわさないように。。。とかにしておけば、なおよかったと、くよくよ後悔する。
まあ、やり直しはきかない。

 昨日の紅白の例年のごとく、紅組しか見ない。
大トリの松田聖子さんは、つらそうに見えた。
売れまくっていた時でも、高音になると、声はビューンと伸びたんですけどね。
 そっか、彼女のデビューは'80年だった。

 流れ過ぎていった時間に、しばし、ボーゼンとする。
まあ、日々、楽しいから、時間ははやく過ぎる。

 今日は、久しぶりに、カキ鍋にしよう。


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# by nonoyamasadao | 2016-01-01 14:20 | 雑文 | Comments(0)

年の瀬

 大つごもりというのに、地元の大手百貨店に買い物に行く。
時間がないので、タクシーで向かう。
T百貨店の地下2階で、毛ガニの茹でたのや、短冊のヒラメと大トロ、生食用カキなど買う。
そそくさと、タクシーで帰る。

 タクシーの運転手さん曰く、今日の降水確率は10パーセントなのに、あいにくの雨ですネ。。。とおっしゃる。
あ、そっか。
今、雨降りだということに気づかなかった。
余裕がないのは、いけないですねぇ。
日々ゆるり。。だったはずだったのに・・・。
今年の1年間は、その真逆であったなぁ。
反省しきりである。

 ご近所のスーパーまで、買い忘れの野菜の買いものに行く。
なんだかなぁ、専業主婦みたいであるなぁ。。。これは、充実なのか、はたまた偉大なるマンネリというのか。
答えは、留保しよう。
というよりも、わっからな~い。

 スーパーで、ニンジン、白菜、、ホーレンソーとショッピング・カートに入れると、だったらついでにと、三つ葉とセリなど買ってしまう。
頭の中では、晩飯の鍋は、カニすきにしようか、ネギまか、カキなべかと、ぐるぐる回っている。
ああ、こんなことでよいのかと自省すると、めまいがしてくる。

 反省しつつもそれには懲りず、小田原かまぼこも食いたいよなぁ。。。と、もと来た道を戻る。
棚を見ていると、歯ブラシもそろそろだなと、カートに入れる。
年末の最後の日に、歯ブラシなど買っていいものだろうか。
まっ、いっか。
白ネギなど刺したお買い物袋が、しっかり重い。
いや、いつもの数倍も思い。

 片手だと、やっぱ重い。つらいよ~と思いながら、そぼ降る雨のなか、傘をさして、トボトボ帰る。
こーゆー時に、知りあいの若いお嬢さんに逢ったら、やだなぁ。
そういえば、そーゆーことを思って歩ていたら、かつて、もっとも見られたくない、友人のお嬢さんに出逢ったなぁ。
あれは、わが生涯でも、歴史に残るこっ恥ずかしさだった。
やだなぁ。
そういうことがないように、おそる、おそる、我が身が隠れるわけではないが、気持ち的には、時効寸前の必死の逃亡者だった。

 帰宅して、また、タクシーで、おせちをお願いしたお寿司屋さんへと向かう。
あれれ~、百貨店と同じ、運転手さんに再び、遭遇してしもうた。

 お寿司屋さんで、おせちを待つと、一人、また一人と、お重を待つ客は増えていく。
待ち人、多しである。
まさか、ショーアップしているわけではないよな~。

 いや、失礼。
職人の美学には、仕事の楽屋裏など見せることなどありえない。
邪推、ご免してくれ。

 さて、これから、温泉の素のケヤキの香りを風呂に投入し、風呂上りには、ビールと日本酒をしこたま飲むぞ~~。
かくして、今宵も、そして今年もふけゆく。

 みなさま、よい年を、お迎えください。


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# by nonoyamasadao | 2015-12-31 19:08 | 雑文 | Comments(0)

今年もまた、ぼんやりと・・・

  冬の晴れた空に、うっすらとしたすじ雲を見る。
そっか、最近はあまり空を見ていない。
歳末のスーパーは、おせちだのの正月支度で賑やかである。
今年も終わってしまうんだなあ、ああ、もう終わりかというさみしいキブンは、嫌いじゃない。

 年末になって、若い友人から、いかなごのくぎ煮のクリスマスプレゼントを頂く。
ご飯と一緒に食すと、これがまことに美味なり。
でも、いかなごをつらつら眺めながら、ほろ甘いこ奴を肴に、ビールか日本酒が飲みたいなあと思う。

 我が老母の方は、帝国ホテルのスティック・チョコなど、都会的なプレゼントが来る。
今年は、大小のポインセチアと、クリスマスローズと、ナデシコのような小さな花でリビングは華やかだ。
クリスマス・ローズは初めて買ったのだが、うなだれて半開で咲く黄桃の花が好みのタイプであった。

 よそゆきのセーターを、ふだん家で着るのが、最近、癖になってる。
あっというまに、くたくたのよれよれ、ぐったりしてしまう。
老母から、立派なセーターをプレゼントしてもらう。

 夜になり、一杯飲み屋さんに出掛ける。
朧で、ぼんやりした灯りのともるお店を見つける。
今年も、ぼんやりと生きてきたなあ、相変わらずであるなあと、我ながら、すこし感心する。

 遅くに店を出ると、さ、さぶい。
闇夜に朧で、心細げな月が浮かんでいた。
すごく、平和な気持ちで帰る。


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# by nonoyamasadao | 2015-12-27 16:20 | 雑文 | Comments(0)

季節の感傷

 朝、起きると、いつも寒暖計を見る。
この数日は、21℃以上だったけれど、今朝は20℃とちょっとだった。

 昨晩は、冬至だったので、柚子湯に浸る。
思えば、去年は冬至を忘れていて、柚子湯に入らず、どってことないさと嘯いていた。
年明け早々、日帰り大阪出張の帰途の飛行機で、突然、ザワザワと悪寒がする。
案の定、ん何十年ぶりかのインフルエンザに罹ってしまった。長年の習慣は、できれば変えない方がよいな。
あ、ボクはインフルの予防接種をしない、主義です。ようは、注射大嫌い人間なのである。
39度後半の熱はきつくて、勤務先にはたいへん、迷惑をかけた。
やっぱ、冬至は柚子湯に入らないといけないなぁと痛感する。

 老母が買ってきた3個入りの柚子を、もったいないから、2個だけ使用する。
本当は、最低でも7~8個を投入して、黄色い柚子をプカリプカリと浮かべて、柑橘の匂いいっぱいにすれば、サイコーだろうなと思う。

 たったの2個だから効果的活用をはかろうということで、爪楊枝で、それぞれに5つ6つ穴をあける。
これって、そうとう邪道だろうなという気がする。
湯船の中で、いいのかなぁ~と思いつつ、すこし、浮かんだ柚子を絞ってみる。

 傍らにある箱根の温泉の素が目に飛び込んできて、これを入れようか、いや、入れるのはぶち壊しだろう、第一、野暮ではないかと、すこしだけ逡巡する。
ええい、入れてしまえ~てんで、柚子湯だか、温泉の素の湯だが判然としなくなり、いつもの癇癪持ちを後悔する。
スケールちっちゃいな~。
それでも、柚子の酸っぱいような、懐かしいような香りが湯から立ちのぼる。

 秋らしいものは、急ぎ足で移っていく。ついこの間まで、暑いと言っていたのに…みたいな感じだ。
まだ、近くのイチョウ並木は黄葉のさなかだが、いつもの通り抜けする大学のイチョウ並木は、すっかり落葉している。
突然、あたり一面、冬の気配になってしまったなと思う。

 あ、今日、公の場所で、リア充という言葉を聞いて、現実とヴァーチャルを相対比較する時代なのだな。。。と、思う。
現実世界のなつかしい匂いや、本当の意味での胸キュンを希薄にする、言語感覚だよなぁ。。。と、さみしい。

 けれど、季節の始まりや終りへの哀惜など、若い時には、実感などしなかったな。
いつの間にか、コートを着てたり、吐く息の白さで、あ、寒くなったんだ~って、思った。

 この季節は、コートを襟を立てて歩くのが好き。。。と話していた、あまりらしくないことを言った大学の先輩がいたなあと、遠い昔の記憶が蘇る。
薄い日のさす舗道を歩くと、ボクの後ろを街路樹のケヤキの枯葉がカサコソと追いかけて来た。


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# by nonoyamasadao | 2015-12-23 10:37 | 雑文 | Comments(1)

クリスマスローズ

 人生を80年とすると、ボクのクリスマスはあと16回しかない。
人生設計をせず、残りの時間とか、スケジュールなどを無視し、後ろ髪ひかれ気味に、生きて来たワタクシには、ショックである。

 考えてみれば、高校受験の勉強は、中3の秋が深まってからだった。
就活など考えたこともなく、父が自宅にて急逝して、大学4年生の秋風が立つころに、就職課の掲示をはじめて、眺めた。
青田買いの時代だから、みな、3年の冬くらいには、決めていた。
先輩が心配して、自分の就職先を紹介してやるといっても、大きなお世話だと思った。
そんな先輩も、定年になって、文筆業か何かをしているようだ。
たいへん、失礼なことをしたと、すこしだけ反省している。すこしだけの意味は、当時、まったく勉強しなかったボクの学力では、とても、その会社には入れるわけがなかったからだ。

 しかし、基本、意識はあまり、変わらないものですね。
昨日の続きは、今日に続いて、今日の続きは明日に引き継がれる。
昨日の続きは今日の続き、今日の続きはまた明日。。。な~んて番組もあった。
そんなふうに過ごしてきた。
で、明日のかなり先のころになって、昨日に、再び戻る。
意識の流れ的には、12才くらいから37才くらいまでいって、元に戻る。
見てくれと体力だけが、老いていく。そ~んな感じだ。

 ♪もう会えないかもしれない 時は旅人。。。。という歌詞があった。
風が走り、背後に枯葉の足音を聞いて、冬に埋もれてく。。。。という内容だった。

 いつもながら、しょーもないことを考えながらスーパーに行って、造花のポインセチアを間違えて、買ってしまった。
金粉が降りかけてあるのかと思ったら、造花か。
手ごろな大きさだったに残念ということで、ネットで購入する。
これが、我が家のリビングが狭いのだろうが、バランスを欠いて、バカでかい。
う~ん、困ったもんだと思っていたら、玄関先の飾り物にしてた、先の金粉のポインセチアの下の葉が枯れだす。
ムムッ、こ、これは造花ではなく生花であったのか。
じゃあ、金粉は塗料スプレイか、なにかで細工したのだろう。

 クリスマスローズはいつも買うタイミングを外して、ローズマリーを2度も買った。
で、真っすぐ型が好きなのだが、なぜか、2つとも匍匐性だった。
で、またしても、ネットで、ピンクのクリスマスローズを買う。
男は売られた喧嘩は勝っても、何のてらいもなく、花など買ってはならない。。。と、心のどこかで、そう思っている。

 川上弘美さんに、大学時代、バスの窓越しに見かけた喫茶店があって、一度訪ねてみたいと思いつつ、行くことはなかった。。。。というエッセイがあるらしい。
まだ、読んでいない。
そうなんだよなあ。
行っちゃいけないんだよなぁ。
ははそはの ははもそのこも・・・あそぶあそびをふたたびはせず、と同じだ。
だったら、クリスマスローズは、買うべきではなかったのかもしれないなぁ。


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# by nonoyamasadao | 2015-12-15 11:36 | 短編小説・詞・詩 | Comments(1)