いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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いままでで一番通った店は、居酒屋だと思う。これは紛れがない。
それが一ヶ月に十日の飲酒。辛か~。 休肝日の過ごし方ってむつかしい。それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。う~ん、こちらは実感だなぁ。
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2017年 10月 07日 ( 1 )

やっぱり、一人がよろしいと思った夜

 還暦というのは、その人にとって、やはり、エポックメーキングなことだと思う。
赤いちゃんちゃんこというのは、もう昔であって、今の時代は少し違う。
でも、干支が5回繰り返されるまで、生き延びたというのは、先ずもって、めでたい。
大仰に言えば、生まれ変わるということだろう。
まあ、余生なのである。

 そういえば、60代の半ばから、健康診断で、基準値に引っ掛かる項目が現れ、毎年、一個づつくらい増えている。
深刻な疑いは、まだなかった。よかったあ。
今年は、無理に無理を重ねたので、ぜったいにヤバいと覚悟してた。

 今日、テレビを見てて、NHKの『土スタ』司会者の女優の足立梨花さんが、麻生久美子さんのように見えて仕方ない。
別人であるのは十分に判るが、やっぱ、麻生久美子さんの若いころと、同じように見える。 
 
 ゲストの葵わかなさんの横で、愛想よく、にこにこしている女性が、ばかに、世渡り上手のように見える。
これって、偏見だよなあ。そーゆー見方はいけないなア。。。としげしげと見ていると、鈴木保奈美さんだと気づく。
そりゃあ、屈託も、分別もあるよね。
失礼ながら、五十路を超えてるもん。
だったら、かなり、お若く、そうとう、お美しい。

 時間は下って、お酒のつまみの買い出しにデパートまで行って帰ってきて、『実践!にっぽん百名山』を見る。
う~ん、萩原浩司さんは、万年、青年だなと見ていると、工藤夕貴さんが、これまた、若っ。
ちょっと待て。
工藤夕貴さんは、相米慎二監督の『台風クラブ』や、なんたって、ジム・ジャームッシュ監督の『ミステリー・トレイン』というオムニバス映画でも、初々しかったことを思い出す。随分、昔のことだ。

 しばらくして、落ち着いてみると、鈴木保奈美さんも、工藤夕貴さんも、かなりお若いが、それなりの年令に見えた。
これって、ボクの認知能力の衰えなんだと、思う。

 人間群像もイワシの大群も同じだと、喝破したのは、青島幸男さんだったと思う。
たしかに、人間も、イワシも、群れをなして、大きな渦を巻くようにして人(魚)生行路を回遊する。
小さなところでは、小競り合いや諍いもあるけど、大きな全体としてみると、な~んとなく大勢の方に気が向いて、行列を作ってしまうんでしょうね。

 それじゃあ、あまりに、味気ない。
たった一人の芭蕉になるには、あまりに非才だが、たった一匹だって、そっぽに行く試みだけは、一生したい。
ちと矛盾しているようだが、健康診断の結果がなんでもなかったことを、素直に喜んだ夜ーー。そ~んな事を考えてた。

 昼下がりに、街中に出掛けると、中学生のカップルが、手をつないで、臆せず、歩いている。
フ~ム、いい時代になったよなあ。
でも、こーゆー時代に、ボクののような非モテ人生一直線の若者は、どう生きていくんだろう。

 男は、やっぱり、一人がよろしいと、この間、眠りにつくまでの間に、そう思った。
おそらく間違えで、きっと後悔すると思うけれど、ボクは、その時には、そう思った。
季節は、やっぱり一人がさみしい枯れ草・・・の頃だけど。


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by nonoyamasadao | 2017-10-07 20:45 | 雑文 | Comments(0)