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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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昼飯談義

さよりのつくりで、晩飯を食べた。
立原正秋さんは、さよりにはショウガがあうことはいうまでもないと書いている。以来、愚直にまもっているのだが、ワサビもほしくなる。
ショウガとワサビをあわせて食べると、これが、摩訶不思議な風味があって、美味しいのか不味いのかわからないけど、病み付きになってしまった。

今夜は冷えるなあと思っていたら、明日は雪なんだって。。。ふ~ん、雪が降るんだ。
だったら、ふぐは経済的にムリだが、鮟鱇の鍋物が食べたい。鮟鱇は寒い日でなければダメだ。

小雪がちらつく宵に、鮟鱇に日本酒は、まさしく冬の風物詩である。
寒ブリの刺身も食べたいが、それはちと、所得の再分配がさすがに“食”に偏っているようだ。

僕がいかに食べ物にかんしていじきたない人間であっても、ぶんをわきまえないといけない。

食べ物の話といえば、東京にいたころはお昼の穴場とかが、けっこうあったような気がする。
新橋の内幸町にいた頃だと、焼き魚の定食屋、ラーメン屋、洋食屋、魚河岸のようなところに行ったものだ。20代の半ばごろだ。

焼き魚定食だったら、サンマでしょう。イワシはライバルだな。でも、注文してから焼いていた。
ビルの地下だったから、煙がもうもうとしていた。う~ん、サンマの煙が目に染みる。
Smoke gets in your eyesって、プラターズでしたっけ。
後ろに、お客さんが立って待っていたから、あわただしいこと、この上なかった。
焼き網で、ピチピチ、ボウボウ、ボワッと焼いていたから、出来上がりは、真っ黒こげの焼死体だった。でも、中身はほんのり焼けていた。

おいしかったなあ。内臓もほろ苦くておいしい。ダイコンオロシも辛かったけど、病み付きになるんですね、あれ。白いゴハンが最高においしい。

ラーメン屋では、大盛りチャーハンとギョーザを食べてた。お金があるときは、昔の犬ゴハンみたいだった中華丼とラーメンだった。
チャーハンのスープっていうのがツボでしたよね。あんまり、五目チャーハンみたいに、具がゴモゴモと入らない方がよかった。

まあ、貧しくもあったのだけど、卵、長ネギ、シイタケ、チャーシューが少しあればよかった。
あ、頂上にはグリンピースが乗っていませんとねえ。ナルトのいないラーメンの如くで味気ないのですね。
ギトギトのチャーハンのスープが堪らなく美味でした。実際はラーメンスープなんだろうけど、麺が混じっていないぶん、味が違うように感じた。
チャーハンに、ギョーザ、チャーハンのスープだと、みんな油ギトギトですね。悪いものが悪いものをよぶという悪循環の典型的パターンだ。
このあんまり上品とはいえない味を満喫できるのは、若者の特権である。

タンメンだと、ヤッパ、キャベツとモヤシは必須だという説があります。
東海林さだおさんと椎名誠さんの対談だと、タンメンは野菜の甲子園だといっている。
つまりタンメンに参加できる野菜は精鋭なんだそうだ。
サッポロ一番の塩ラーメンのCMだと、白菜、シイタケ、ニンジンとか言っているから、そっちが保守本流なのだろうか。

そうそう、新橋にふかひれラーメンが1000円だったお店があったけど、麺を半分で頼むとスープの量が増えるんですよ。
料金は同じだけど、麺半分の方が、ふかひれスープが多くて、麺が汁を吸わない。あとは、白いゴハンとザーサイのお漬物があれば、もう最高なんです。

東海林さだおさんが“正しいラーメンスープ”の残し方は、一応、汁は2センチ残せと書いている。“ラーメン大好き”という本だ。
たぶん、そうかもしれないけど、僕は飲みたい時は(ホントはいつも)全部飲んじゃいます。
世間体?。。。。あなた、そんなもの気にしていたら、これからの時代は生き残れませんよ。

そうそう中国人の料理人に褒められたっけ。
麺半分のふかひれラーメンの注文は賢い食べ方だって。。。あれ、ホントは馬鹿にされたのかもしれないけれど。

入口にニンニクをイッパイぶら下げた、吸血鬼対策のようなサッポロラーメン屋もあった。白味噌のスープで、ニンニクの味がふか~く、ふか~く染みていたなあ。
コクってえやつが濃厚でした。お口いっぱいに広がる、こうばしくも、かぐわしいニンニクのかほりでございます。

四川飯店はまだ、陳建民がお元気だった頃だった。当時、本場ものの担担麺を作ってもらうと、ホント、暴れてしまうほど激辛だったけど、それはそれはおいしかった。
あの頃はNHKがまだ内幸町にあったから、芸能人がたくさん来てました。
王符なんてお店もあって、いろいろなつけ汁で中華麺が楽しめた。

洋食屋って言っても、カレーピラフでもオムライスのようなものでもない。
学生時分だと、ミックスフライとかよく食べたけど、ヤッパ、鯵フライかカツ丼でしょう。
トンカツ、ホタテのフライもよいけど、だったら、カツ丼だな。警察の取調べでもそうでしょ。それも、蕎麦屋のカツ丼が好きだ。
ヤッパ、カツ丼>天丼>親子丼ですよねえ。
カツ丼は横綱なんですよ。なんだかんだいっても、朝青龍なんですよ。あ、レトリックをかなり、はずしたかも。。。

脂身の多いカツ丼は、あとは黄色い、そのへんにあるタクアンがあればいい。脂身はそのまま食べてもおいしい。
子供のころ、親戚の家でスキヤキに入れる脂身だけを食べたら、母親にものすごく叱られた。どうも体によくない方向にいってしまいますけど、その方がおいしんですよね。
トンカツと比べると、カツ丼はねえ、美味ではありますが、かなりハードだものね。

でもお腹こわして入院する覚悟だったら、フグの肝をバケツ一杯よりも、生牡蠣のバケツ一杯よりも、ヤッパ、大盛りのカツ丼だ。
問題は気持ちはそうでも、身体がそれを要求するかだなあ。
亡くなられる直前でも池田彌三郎さんは、天政の天ぷらが食いたい、重箱のウナギが食いたいって、言っていたそうだ。68才だもんなあ。筋金入りですね。

東海林さだおさんが昔,“B級に生きる鯵フライ”という名エッセイを書いていたけど、さすがに言いえて妙だと感心してしまった。
鯵はおいしい魚で、叩きにしてよし、塩焼きにしてよしだ。縞鯵は、昔から別格だったですけれどね。
ふつうの鯵も今や、ご立派になられたものだ。養殖も多いものなあ。すっかりエリートになってしまった。

でも、昔ながらの鯵のフライを、ふつうのソースで食べたいものだなあ。タルタルソースはぜったいにヤだが、しょうゆなら許す。
あと、鯵フライはビールのつまみに抜群にあうと思うんだけどなあ。コロッケも、串カツも、当然だけど、バッチシあいます。

魚河岸のようなところでは、たらこのチョイ焼きとかムツの照り焼きとかを食べた。いつもいつも、シジミのみそ汁で、肝臓によさそうだと思ったものだ。
毎日、ビール、酒三合、水割りダブルで3杯以上は飲んでいたものね。

そうそ、いつのころからか、ホカ弁が出現して、ジャガイモやたまねぎをじっくり煮込んだ、わずかな豚肉のかけらが散らばったカレーを食べていた。
あと永遠のノリ弁があった。ちなみにフライとチクワ天にはソースより醤油で、キマリだ。
そのころは、もうお昼は麺類が主体になっていた。卵とじうどん、たぬきソバ、きつねうどん、わかめラーメン、天津麺、とか食べていた。
“赤いきつね”と“緑のたぬき”とか、カップ・ヌードルもよく食べた。

40才になったころは、コンビニのおにぎりを二個食べてた。これが、けっこうおいしかった。海苔がパリパリだった。シャケとオカカとか、メンタイと梅干とかね。
海苔のラップのようなのが外しやすいのと、ダメなのがあった。頭にきて、いつも破っていた。
あ、体を壊したのではなくて、自然とそうなっていったのだ。さみしい話だけれど、身体が受け付けなくなったのでしょう。

今だと、トンコツの固ゆで麺のギトギト系ラーメンでもきつい。おからとか、ひじき、野菜の煮物のおいしさが最近になって、わかった。
年には勝てないなあ。朝は早く目が覚めるしね。
あ、暗い話題ではありません。90才まで、生きたいなあって思っている。
だから身体は大事にしなきゃね。酒は、死ぬまで飲みたいから。

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by nonoyamasadao | 2008-01-20 22:50 | 雑文 | Comments(4)
Commented by deuxfraise at 2008-01-21 21:50
蕎麦屋のカツ丼に1票!(笑)
蕎麦屋って、カレーも美味しいですよね。
カレーライスってわけじゃないけど、カレー南蛮とか妙に好き。

我が家は今日、イカリングフライでした。
Commented by ta-ke-58-ta-xi at 2008-01-22 01:06
たとえば・・・チャーハンのスープのこだわりだけで・・・ワタクシなんか・・・ひとつの記事で終わるのに・・。

nonoyama様の コレでもかコレでもかと速射砲のごとく・・雨あられと料理と寄り道と博学が散りばめられ・・・。
ワタクシ消化不良ドスえ・・(汗)。
サンマの煙から・・プラターズに寄っちゃいますか?!。

この記事・・三回読みました(苦笑)。お腹一杯になりました?!。
Commented by nonoyamasadao at 2008-01-22 09:32
To deuxfraise さん
>蕎麦屋って、カレーも美味しいですよね。
カレーライスってわけじゃないけど、カレー南蛮とか妙に好き。
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ようこそここへ~クックック。おはようさんどす。“舞妓Haaaan!!!”のDVD見てから、かなりヘンどす。
和風で、素朴なカレーですよね。からだにやさしい。僕も大好きです。

>我が家は今日、イカリングフライでした。
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衣のつかない、はげたのはヤですね。そんなこたあ、ありませんね。
ご来店、ありがとうございました。またのご来店をお待ちいたしております
Commented by nonoyamasadao at 2008-01-22 09:47
To ta-ke-58-ta-xiさん
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>たとえば・・・チャーハンのスープのこだわりだけで・・・ワタクシなんか・・・ひとつの記事で終わるのに・・。
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おはようさん。質より量の“コレでもか路線”どす。ダメでっか?

>ワタクシ消化不良ドスえ・・(汗)。
サンマの煙から・・プラターズに寄っちゃいますか?!。
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なにも考えないで、書くもので。胃薬飲んでください。

>この記事・・三回読みました(苦笑)。お腹一杯になりました?!。
-----
四本立て以上ですものねえ。まとまり皆無。よ~くお付き合いくださいました。あなたもヒマねえ。な~んて、スミマセンでした。レスも長い。(笑)
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