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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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ほやとビールとあやしい洋館

毎日暑いから、夏休みがほしい。ここのところ、ビールがすこぶる、うまい。
でも一ℓ以上は、飲まない。それも三休四飲だもんなあ。
辛いよう、でも死守しますぜ。

いまころだと、どこでも鱧づくしだが、鱧のシャブシャブは邪道だと思うゾ。
だったら、
ほやが食べたいなあ。
海水で洗っただけの生なのを刺身で。磯のかほりが強いのを。。。。もう、たまりませんねえ。

昔、男ばっかりで、女川に行った。
東北新幹線で仙台までは二時間だけど、石巻行きの仙石線はジーゼルカーだった。夏休みだったから、乗客は地元の高校生ばかりだった。"尾花沢笑”みたいな女の子も乗っていたよ。きっと、遅刻が多いんじゃないの。
でも松島海岸をすぎて、野蒜駅あたりなると、めにみえて乗客は少なくなった。

奥松島の海は青くて、養殖筏かなあ、浮かんでいた。石巻につくと、町はにぎやかで、都会だった。女川まで、タクシーで行った。

女川は細長い町だった。
夕方が近いのに市が開かれていて、獲れた魚が木箱に詰められて並んでいた。
けど、泊まった宿は座敷牢みたいだった。
ほやはおいしかったけど、ほやけどねえ、
三好達治ゆかりのカンパネルラ田野畑の"本家旅館”には遠く及ばなかった。
ここは最高の宿だ。

それじゃあ不本意だってんで、一泊延長して鮎川まで足を伸ばした。
牡鹿半島の突端の漁港だから、たぶんうまい魚が食えるだろうという魂胆である。じっさい、魚はうまかった。

鮎川まで来たから、フェリーで金華山に渡った。
ふつうの観光客なら金華山神社にゆくんだろうけど、ふつうじゃないものね。
神社とは逆方向の道を男三人で徘徊した。
一方が山で、片方は長い草と樹木の急斜面だ。道は舗装されていない。
小石がゴロゴロしてた。
野生のシカが急斜面のかなり下に見えたよ。

鬱蒼とした感じがいったん途切れて、そこに洋館が出現した。
大きな洋館なので、最初は、ホテルかと思った。芝生だし、ベンチも置いてある。
歩きにくい道だったので、くたびれたからベンチに座っていた。

そうすると洋館から、誰かが我々を見ている。
なんか、扉だかカーテンの影に誰かがいて、そこからのぞく。。。というかんじ。
ウーム、あやしい。

三人がみんな、そう思った。
みると、洋館には九輪がある。五重塔の先端にある奴ですよ。
仏教の洋館!なんなんだ。

当節ふうにいやあ、久遠寺涼子が現れそうな・・・これって、密教の館?
そうじゃあないだろうけど、”招かれざる客”の光線は全員で感じたから、
ほうほうのていで退散した。
あれって、いったい、なんだったのだろう。

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by nonoyamasadao | 2007-08-07 16:21 | 雑文 | Comments(0)
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