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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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幕の内弁当の日々

 タクシーに乗って、美味しいものを食べに出掛ける。
たまには、そういう贅沢もあってよいだろう。
フロントガラスの脇の小さな一輪挿しみたいなポケットに、ススキがさしてある。
ど~せ、造花に違いないとたかをくくって 、運転手さんに尋ねると、意外にも、本物だった。
俵山かどこかで、採ってきたのをもらったようだ。

 そっか、もうススキの季節か。
今年は、いろいろなイベントや、個人的な事情もあって、幕の内弁当ばかり、3か月間くらい、食した。
お弁当なら、スーパーにいろいろとあるのだけれど、ボクくらいの年齢になると、どれも体に悪そうに見えて仕方ない。
本当は焼肉弁当でも、天ぷら弁当でも、ウナギ弁当だって、よかったと思う。
毎回、298円とか398円の幕の内弁当に、それと変わらないくらいの値段の野菜の惣菜を一品買った。
朝は、パンと果物と、インスタント・コーヒーだけだ。
身体に悪いだろうなあ。。。と思って、健康診断は、9月まで、延長した。

 今年の夏は、仕事部屋まで、行きはタクシーで移動する。
昔、広い空き地だったところに、マンションが建ったと思ったら、いつの間にか、大きな病院が二つも建った。
病院前というと、大きな病院の場合は、広々とした駐車場が広がっているのが、この地の相場だ。
小学校と道を隔てた病院前に、雑木の庭が出来た。
すこし、うれしい。

 仕事部屋からの帰り道、スーパーで買い物をして、夕方の誰もいなくなった病院の雑木の庭を散歩する
イロハモミジ、シラカシ、クス、ヤブニッケイ、ウメ、カクレミノ、マンサクまであった。
この病院に入院している人には、季節感があって、いいだろうなと思う。
しかし、若木だけど、こんなにイッパイ植えたら、いくら剪定しても、何年かすると、森のようになるに違いない。

 でも、長田弘さん的に言えば、森には、なに一つ、余分な物などない。
だったら、サルスベリと白モクレンとマユミが、あればもっと、いいのにな。

 サルスベリは今、主が引っ越されて、家屋が壊されたご近所の庭に、唯一残って、藤色の花が咲く。
ひっそりと美しく咲くが、ヤッパ、さみしい。
森にも、人生にも、余分なものは、ない。
足りないものなら、たくさんある。

 まあ、これも真似だが、そのとき、ふりかえって、人生は森のなかの一日のようだったと言えたら、ボクもうれしい。
明日から、恐怖の16日の休肝日が始まる。
絶体絶命のピンチから、少しづつ、復活していく感じで、健診の日になる。
今年も、自信がない。
健診のない夏は、蚊のいない夏のようでもあり、ショーガのつかない、サヨリのお造りのようでもある。
いつもにも増して、心配だあ。





by nonoyamasadao | 2017-09-08 10:35 | 雑文 | Comments(2)
Commented by nobulinn at 2017-09-09 00:00
こんばんは。
すっかりご無沙汰をしております。
この夏、東京は雨ばかりで一時夏が戻ってくるかな?と思ったのですが、やはり季節の曲がり角を通過してしまったようです。
少し寂しいですが、今日は秋風を感じながら都内を動きまわっていました。
また今年は庭仕事をいろいろした夏でもありましたので、記事を拝見して気持ちが動きました。
雑木林は私の原風景です。
さるすべりがひとり(?)残る庭・・・最近梨木果歩さんの「家守奇譚」「冬虫夏草」を読んだばかりなので、nonoyamasadaoさん気を付けてくださいね・・・とちょっと思ってしまいました(笑)。
なんてひとりよがりのコメントで失礼しました(^-^;
Commented by nonoyamasadao at 2017-09-09 10:48
To nobulinnさん
>また今年は庭仕事をいろいろした夏でもありましたので、記事を拝見して気持ちが動きました。
-----
どもども、ほんと、お久しぶりです。元気です。生きてます。時々、散歩日和を拝見してます。
ほう、庭仕事の夏ですか。マンションでお暮らしと、勝手に思い込んでました。夏の庭は、蚊に食われての雑草取りとか、懐かしいですが、やっぱ、庭があると楽しいですね。いいなあ。

>さるすべりがひとり(?)残る庭・・・最近梨木果歩さんの「家守奇譚」「冬虫夏草」を読んだばかりなので
-----
梨木さんは、売れている人なので、いつも読もうと思いながらはたせず、今日にいたってます。
でも、その話は何処かで聞いたような・・・。百日紅が小説家に恋するというか、好意を持っちゃうような話だったような・・違うかな。
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