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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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44年ぶりの『美しき愛の掟』

  グループサウンドのメンバー間の仲たがいや、バンドの方向性とプロモーション側との“不協和音”が垣間見れる映画は数多い。
トムハンクス監督の『すべてをあなたに』や、キャメロン・クロウの佳作の『あの頃ペニ―・レインと』がそうだ。

 ボクが、高校生の頃、ザ・タイガースの全盛期だった。
『僕のマリ―』のマイナーなバラードのキラキラするメロディや詞が、結構、好きだった。
完成度ならば、イントロからの切り替えと、その後のパセティックな変化が素晴らしい『君だけに愛を』でしょう。
個人的には『銀河のロマンス』とか、『落葉の物語』のようなメルヘンティックな作品が好きだった。
レコードはトッポで聴き、彼が抜けた頃にレコード発売されたため『美しき愛の掟』は、番組ではトッポで聴けなかった。
この曲は、なんとも絶望的な詞で、なかにし礼さんだった。
特筆すべきは、強調されたベースで、ああ、いいなぁって思った。
ちょうど、ボクが大学に入学する直前に、トッポが抜けた。
もっとも、その前から、週刊誌の噂話で、十二分に知っていた。
ボクのザ・タイガースのおっかけは、PYGまで続いた。

 沢田研二さんがソロになってからだと、やっぱ、一枚目の宮川泰さんの『君をのせて』と小谷夏さん(久世光彦さん)作詞の『コバルトの季節の中で』がボクの好みだった。

 岸部一徳さんは役者になってからは、しばらくNHKドラマに、よく登場した。
ボクは彼のベースのファンだったから、役者として独特な存在感はあったけれど、しばらくはピンとこなかった。
GS当時は、ルイズルイス加部のリードギターのような、華麗でめくるめくプレースタイルの演奏が人気があった。
ボクは、ダウンピッキング主体のサリ―の演奏スタイルのファンだった。
『死の棘』や『ふたり』の頃になると、さすがに役者、岸部一徳さんのファンになっていた。
『39 刑法第三十九条』の野卑な感じの刑事役も忘れられないし、『フラガール』など、事実上の主役だった。
『悲しき天使』や『のんちゃんのり弁』もよかった。『相棒』は見ていない。

 瞳みのるさんは、人見豊として中国文学研究者で、教育者として慶應義塾高校(日吉)で、中国語を教えていたのは知っていた。2度の脳出血から回復され、また、ザ・タイガースに戻ってくれて、本当にうれしい。
ひょっとして、仲間内での同窓会で仲よくイッパイはありえても、まさか、再び、彼のドラムが聴けるとは。。。げに、人生は筋書きのないドラマであり、長いこと人生やっていると、いいこともあるんだ。

 ここのブログで、「ザ・タイガースの『Long Good-by』を聴いて」を書いた頃、こんな日がくるとよいなぁと、漠然と思っていた。
けれど、ハイトーンボイスのトッポが帰ってこないと、やっぱ、オリジナル・メンバーでないよなぁ。。。って思っていた。
昨年の1月24日のコンサートには、トッポが戻って来るような気がしつつ、やっぱ、戻るわけないとも確信していた。

 遠い昔、井上陽水さんのLP『氷の世界』が出て、しばらくしたころに、雑誌『GORO』に、沢木耕太郎さんの巻頭エッセイがあった。
雨降りの喫茶店で、井上陽水の取材のために、彼をひたすら待つ記事だった。
彼は、きっとこないだろう。。と内的確信しつつ、彼を待ち続ける意識の流れが綴ってあった。
そして、やはり、井上陽水さんは来なかった。

 もちろん、傘がなかった。。。わけではないだろう。
その後の、沢木耕太郎さんの『バーボン・ストリート』にあるように、二人が電話をし合ったりすることは、思いもよらなかった。
また井上陽水さんが、『花の首飾り』をカヴァーするとは、夢にも思わなかった。

 2013年12月には、前期のオリジナルメンバー(トッポ含む)によるツアーが決定したという。
こんどは、ボクもゼッタイ聴きに行く。場所は、やっぱ、それは武道館でしょう。
↓それにつけても、一徳さん、めちゃ渋くダンディで、日本版『昼下りの情事』のクーパー役あたり、いけそうです。 





by nonoyamasadao | 2013-06-07 11:35 | 雑文 | Comments(0)
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