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ゆっくりとまったりと(962)
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いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。
それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。
う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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やっぱ、無愛想なのか
ついこの間、ボクの第一印象は、なかなか笑わない、不愛想な人だと思った。。。といわれた。
ああ、そのセリフは懐かしい。 昔は、とっつきにくい人と、よ~く言われた。 女性なんか、眼中にないと思っていたのではなく、むしろ意識しすぎだったけれど、“女子、見知り”がはげしかった。 川上弘美さんの『これでよろしくて?』を読んで、『機嫌のよすぎる男』イコール『すごくもてる男』の等式を知った。 なんか、納得だなあ。 そーなんだ、知らなかった。 男は黙ってサッポロビール。。。の時代は、遠くなりにけりか。 でも、ワタクシなどが、機嫌がよすぎたら、今なら、ウザったい。。。とか言われるに違いない。 でなければ、『まだ、そのネタで引っ張りますか~』とうるさがられて、挙句に、『なんだそれ』で終わりそうだ。 妄想でも、自虐にドップリ浸かってどうする!!!。 と書いてきて、『最後から二番目の恋』の、早朝の駅での中井貴一氏と小泉今日子さんの会話を思い出した。 小泉今日子さんが行きたいと思っている、レストランについてのやりとりがあった。 行ったことのないレストランについて、思わず、あそこいいですよと男(中井貴一)は、つられて言ってしまう。 女(小泉今日子)は、行ったこともないのにどうしていいですよね、とか言えるのか。 適当だなあと怒る。 男は、そんなに噛みつく大げさなことなのか、大人の会話ができない人だと理解に苦しむ。 男と女の意識のすれ違いを描いた、巧みで、楽しいシーンだった。 男女だけでなく、人はみな、見ている方向や価値観だって違う。 第一、毎日、人生の目標は何か、価値は何か。。。など考えていたら、人はみな、哲学者になってしまう。 さもなくば、考え疲れ、楽しくない人生を過ごすに違いない。 ただ、ある程度つきあうと、だんだんと人となりがわかってきて、あの人なら、こういう場合はこう考えるだろう、こう行動するだろうとかは見当がつく。 この違いを埋めて行くのが、たぶん、交遊なのではないか。 すこし前のウイスキーのCMで、『恋は遠い日の花火ではない』というのがあった。 ああ、こういう時代は、ボクにはなかったなあ~と、うらやましく思った。 若者の言葉の『むかつく』、『がっつり』が どうして、『腹立つ』や『しっかり』でいけないのかとは思う。 けれど、言葉は生き物であり、時代も変わる。 ドラマではないが、そんなに腹立つことですか?と考えると、まあ、ブツブツ言う程度ですね。 昔、小言幸兵衛っていたじゃないですか~となにげに、今風に、呟いてみる。
by nonoyamasadao
| 2012-11-27 10:58
| 川上弘美
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