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ゆっくりとまったりと(962)
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いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。
それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。
う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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板ワサ
夕方、小学校前から公園に向かう帰り道、遠くの山が青紫色に見える。
昔、忙しくサラリーマンをしていたころ、夕暮れ時に帰れる距離の住居に住むのが夢だった。 山の稜線に、茜の日が落ちる。 まだまだ暑いが、ボクの気分はかなり秋めいてきた。 集合住宅などという無味乾燥な暮らしだからか、四季の移ろいに気持ちが向く。 そして妄想の中では、萩が咲く、秋である。 ああ、日本酒のおいしい季節が近い。 家には、今、こたつはない。 和室で、料理本の写真など眺め、日本酒をゆっくり飲む。 そういえば、めっきり読書をしなくなった。 窓から月など見えるとよいなあ。 つまみには板ワサが食べたい。 カマボコを分厚く切って、本ワサをすこし加えたワサビで食そう。 ずいぶん、長いこと酒を飲んできたが、やっとすこしだけ、酒の味がわかった気がする。 これもまた、人より気づくのが、かなり遅い。 しっとりと冷たく、小気味よいカマボコを思う。 妄想がおわって、家がみえてくると、黄昏が降りて来た。
by nonoyamasadao
| 2012-09-07 09:49
| 雑文
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