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ゆっくりとまったりと(962)
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いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。
それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。
う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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キャビンマイルドだった頃
近頃、古いテレビドラマばっか、見ている。
昨日のドラマでは、ばかに若いトヨエツがタバコの自販機で、キャビンマイルドを買っていた。 そういえば、キャビンマイルドにハマっていた時期があった。 マイルドセブンの後くらいだったと思う。 弱いタバコから、すこしきつめのタバコというのも変わったパターンではある。 紫煙が目にしみる。 けれども、長めのサイズも味わいも、ちょうどよく、うまいなと思ったタバコだ。 ただ、キャビンマイルドは自販機に売っていないことが、ままあったような気がする。 飲み屋で飲むと、てきめんにタバコの本数が増える。 注文のついでに、タバコを頼むと、キャビンマイルドは店においてないことがよくあった。 まして、一見の店だと、サービスでタバコを買いに行ってくれることなど稀だ。 まあ、当たり前だが、ないとなるとモーレツに、喫煙を催すのもヘビースモーカーの性である。 今の季節なら、普通なら外に出て、夜の帳が下りた中を自販機を探すのは至難の業のはずである。 そこは酔っぱらいである。 フラフラさ迷い、自販機を探すのはさして苦痛ではなかった。 むしろ酔い醒ましにちょうど良かった。 会社のオフィスでもタバコをバカスカ吸っていて、入社したてのそばの若い女性社員によくタバコを買いに行ってもらう。 髪に匂いがつくとか言っていたけれど、お構いなしに吸った。 街を歩いていて、風が強く吹き、なかなか火がつかなかったりすると、手をかざしてくれて、100円ライターでよく火をつけた。 一瞬の恋のような甘い空気が揺らぐ。 まあ、手前勝手な錯覚にすぎない。 タバコ吸いには、まことに都合のよい時代であった。
by nonoyamasadao
| 2011-12-10 15:45
| 雑文
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