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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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出雲大社

  30代の前半、出雲に行った。もう27~8年も前になる。色気のない旅で、夜11時近くなるまで新橋の十仁病院裏のサントリーバーで飲んだ。夜行寝台で、出雲につくと10時近かった。

 夏だった。出雲大社は鳩がやけに多い。幸せを運ぶ鳥だから,まっ、いっか。
人は多いけど、みんな拝殿でお参りして帰ってゆく。
八百万の神だからというので、社の裏の砂利道をゆっくり巡回した。
後になって、川上弘美さんは高貴かつ気さくと書いたのを読んだ。けれど、違った。
棚がたくさんあった。畏怖というのか、何かの影がよぎった。太古の重たい響きがのしかかってきたような気がした。
同行者もそうだったという。ふむ、誰も行かないわけだ。本来、神様がおくつろぎになられる場所だ。

 お昼近くなったので、出雲そばを食べた。
つなぎがないので、今風に言えば、ペンネみたいなそばだ。もちろん穴はあいていない。
大社の町を歩いて、日御碕にでる。ウミネコが半端でなく多い。
日御碕灯台がある。ロナルド・コースの社会的費用論を思い出す。
まあ、灯台の費用は誰が負担するのでしょうという問いだ。
恩恵を受ける船舶か。そうじゃないだろう、公共の経済の問題じゃあないかの問題だ。
 
 薄暗い、無人の出雲大社駅から一畑端電鉄に乗る。
のどかな景色が広がって、一畑薬師に行けばよかったのにと後悔した。
あ、川上弘美さんは電車に乗ると、雷鳴が轟いたそうだ。ここだと、怖い。

 宍道湖の傍のホテルに泊まった。けれどスズキの奉書焼は食べれなかった。
出雲大社の偉いところは、頼まれたので仕方なくお願いした結婚できない男も、同行者がお願いした彼の妹さんも結婚されたことだ。
ご利益はテキメンだ。
ただ、自分だとどうなるのだろう。
ワタクシ、自分のことはお願いしなかった。今のままが、永遠に続くといいなと思っていた。
アリとキリギリスである。まっ、生まれ変わっても同じことを繰り返すだろう。




by nonoyamasadao | 2010-09-19 08:48 | 雑文 | Comments(0)
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