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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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錯覚だっていいじゃん・・・みたいな

  仕事の帰り道に、去年見逃した住宅の桜を見に行く。
つくづくヒマだなあと思う。
けれど、あの桜二本は一体なんだったのだろう。。。とっても気掛かりだった。
やっぱ、ヒマだ。
昨年と同じく、坪庭に官能的な小振りのハナモモの枝垂れがこぼれるように咲く。
乙女チックでもあった。濃いめの桃色の花。
待てよ~、八重ではない。ひょっとして、これって、モモの相模枝垂れではないのかも・・・。一重の彼岸桜かもしれない。
いい加減な知識で書いてはいけないなあ。結局、よくわかんない。
中庭の桜二本は、常緑の樹間越しに見えた。
あっ、これはカンヒザクラだ。間違えない。紫紅色の花だ。
お隣の塀際には、ハナズオウの花が密生して咲く。
おいおい、この通りは悩まし過ぎるぅ。
濃いよなあ。というよりケバい。

 勤務先の本社が小田急線沿線にあった。
ハナモモの咲く住宅のそばにコンビニがあった。環八の方だ。
ずいぶん、駅から離れたところにコンビニはあったのだなぁ。いまにして、そう思う。
今の季節から四月の中旬までは、休日出勤が続いた。
三月の下旬の日曜日に、よく行くコンビ二でノリ弁を買った。
午後の五時ころだったと思う。
とても素敵な音楽が流れた。
ああ、いい曲だなあ。。。とおもった。

 『あっ』小さく声がした。
いつものお店のかわいいバイトの女の子だった。
ノリ弁がレジのテーブルからこぼれ落ちる寸前で、彼女が手を伸ばして戻してくれた。
目が笑っていた。
彼女もきっと、この曲が気に入っていたのだな。。。と思った。

 あれれ~、なんか不思議な感じがした。
一瞬だけ、もしかして~恋の線香花火みたいなものが灯ったのかも・・・。
うんにゃ~!、いつものように、ひとりよがりな幻でも見たんじゃないのー。
それがズバリだ。すぐに錯覚のくらくらは消えた。
 でも、もう二十五年以上昔になる。
さみしいけれど、ちょっぴり、しあわせだった思い出。


by nonoyamasadao | 2009-03-23 22:01 | 雑文 | Comments(2)
Commented by nobulinn at 2009-03-25 01:24
こんばんは。
なんだかとてもあわ~い遠い春の日の記憶・・・
ちょっとおかしみとせつなさが混ざり合ったような、不思議な感覚です(^^;)
でも、そうした小さな出来事の記憶をずっと手放さずに持ち続けていられるのって、とてもすてきなことだと思います。
Commented by nonoyamasadao at 2009-03-25 12:48
To nobulinnさん
>でも、そうした小さな出来事の記憶をずっと手放さずに持ち続けていられるのって、とてもすてきなことだと思います。
-------
こういうのって、老化なのでしょうねえ。
東京にいた頃は、さみしがりやもあって、酒を飲んでいない時は、脇目も振らず、まっしぐらだったんですよ。ほとんどはうまく行ってないのですが・・・。
川上弘美さん(だと思う)が、今までで一番うれしかったことはなんだろう。。。と考えて、ずいぶん悩むというのがありました。
瑣末でしょうもない、どうでもよいことだけ記憶してるんですよね。
いやはや、困ったもんです。(笑)
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