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いつでもどこでも映画と読書、あとなんだろう
by ののちゃん
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 いままででの人生で、一番通った店は居酒屋だと思う。たぶん、これは間違えないと思う。それが今や、1ヶ月に10日の飲酒。辛いよ~。休肝日の過ごし方ってむつかしい。 それで学生時分に戻って、いつでもどこでも映画と読書に明け暮れようと思う。大好きな川上弘美さんは、読書三昧の毎日を、なんだか彩りに欠ける人生ではありますと謙遜して書いていた。 う~む、ボクの方は、こりゃ実感だなぁ。
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閏日

 今日は、閏日だ。
仏花は小菊ばかり供えている。洋花はすぐ枯れてしまうからだが、手抜きのような気がして、申し訳なく思う。
センスが悪いかもしれないが、小菊3本に紅いバラとガーベラ2本を組み合わせてみた。
しみじみ眺めると、やっぱ、ガーベラは大味で、好みではない。
ドラマの『結婚しない』では、ガーベラの花言葉は、「一歩」だと知った。
華美で嫌いな花だが、「一歩」という言葉は、地味だが、希望があってよい花言葉だ。
願わくは、蕾をつけた桃の一枝でも放り込めたら、サイコーなのになと思う。

 来月は、母の三回忌で、守谷へ行く。
もう満員電車にはゼッタイ、乗りたくないので、空港からタクシーで行く。
川本三郎さんに『今日はお墓参り』という本があって、読むたびに20人近くの墓参りする人がいるのに、せめて恩師の墓参をしなければと思うが、その場所は誰も知らない。

 古希を過ぎて、1飲2休肝日が守れなくなる。1回の酒量が増し、その分、飲む回数を減らすしかない。これが、つ、辛い。
やっぱ、依存症は本質では、治っていない。You Tubeでは、多くのお医者様たちが、どんなに少量であっても、酒は百薬の長ではなく、毒だと言う。
そうかもしれないけれど、わかっちゃいるけれどやめられないのだ。
だから、3飲4休肝日へと戻す。これだと、回数は増えるが、1回の酒量は減らす。
このローテーションだと、すごく楽だ。月の飲酒の総量は変わらない。

 50代半ばで、タバコを止め、痛飲していた酒を控えめにした。
その分、面白いこと、楽しいことを増やす時間が、増えたはずだ。
けれど、80年代、90年代のトレンディ―ドラマを見るくらいしかない。
昔なら、面白いことが山のようにあったが、忙中閑ありとは、よく言ったものだ。
まあ、病気でもすれば、もっと読書をしていればよかったとか、もっと旅行していればとか思うのだろう。

 かなり前から、近くの中学の緋寒桜が咲いていて、今が盛りだ。
そう、もう春である。
数日前に見た、ゆがんだ満月は、朧ではなく、くっきりとした春の月だった。

 まさか、古希過ぎて、飲酒のローテーションを変えるとは、思わなかった。
いくつになっても、人間は変わる。
スーパーからの帰り道、でも寒いよな、と誰に話すわけでもないけれど、独り言を言う。

 もう少しすれば、温かい春の空気がゆらめくだろう。


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# by nonoyamasadao | 2024-02-29 13:06 | 雑文 | Comments(3)

新年の決意

 毎日、寒い。南の地だが、マイナス3℃などという朝もある。
いつもより寒々しく感じるのは、やっぱ、老化なのかなと思う。
1日に6時間スイミンだったのが、7時間だったり、8時間などという日もある。
かと思えば、6時間足らずで、目覚めるときもある。
老化は、ここまでくれば仕方ないのだが、アンチーアンチエイジングが心意気などと粋がらなければよかったと、しわだらけになって、後悔しきりだ。

 毎日、ヒマである。テレビはつまらないから、ニュースだけチラっと見る。
You Tubeはよく見る。
一部のIT系の知っている人たちが、頭が悪いとか、バカだとかよく口にする。
そうなのかもしれないけれど、心の中で思っているだけにすればよいのにと思う。
あまり美しくないなあと思う。

 この3月がくると、まったくの隠居生活になる。
かかりつけのお医者さんに行くか、持ち回りの集合住宅の会合に出るか、夕食の買い出しくらいしか用がない。
たまには散歩に出るか、お寿司を食べに町に出るとかしなければならない。

 You Tubeを見ていると、あちらこちらでお医者様が、酒は毒だという。
たしなむ程度でもNGだと言う。

 実は1ヶ月の飲酒の総量はそのままにして、1回の量を減らして、回数を増やそうと考えていた矢先だ。
ど、どうしよう。

 たぶん、さんざん悩んだふりだけして、既定方針を貫くだろう。
ボクは、こと享楽的なことには、意志強固だ。
まだまだ飲み過ぎて、悪酔いしてすごすつもりだ。

↓はあまり得意な人ではないけれど、この曲だけは大好きだ。


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# by nonoyamasadao | 2024-01-27 13:51 | 雑文 | Comments(0)

寒い散歩道

 昨日は、めずらしく早朝にゴミ出しに行った。
風花が舞い、天を仰ぐがそれ程でもない。
それにしても、さ、さぶい。
お昼の最高気温も4度くらいではないか。
ボクの体感では5度を超えるとどうにか大丈夫だが、それ以下だと高校時代から引きずっているお尻の病にテキメンだ。
でも、ハードボイルドに生きたいから、ホカロンなどしない。

 午後、銀行(といっても、都銀と地銀のキャッシュディスペンサー)に用事があり、外出する。
ゆっくりと歩いても15分くらいのところだが、あまりの寒さにタクシー会社に電話する。
ずーっと呼び出し音が続くだけで、誰も出ない。
今の時代は、どこでも人手不足だ。

 しかたないから、タートルネックにパタゴニアのパーカーを着て、裏付きハーフコートも着込む。
今時、はやらないがロングマフラーをグルグル巻きにしようかと、しばし、考えあぐねる。
けれど、いくらジジイになったからとは言え、ささやかな美意識に反するので、やめる。

 散歩気分で、表を歩くと、はんぱなく寒い。
振り返れば、今までささやかなこだわりで、どれほどソンをしたかがいくつか思い浮かび、くよくよ悔やむ。
寒さが厳しいから、どんどんアップテンポで歩く。
白川の橋を渡ったさきに、新築のマンションがあり、その先の露地裏に知る人ぞ知る受験祈願の神社があると言う。
我が地では、手取天満宮が有名だが、なんとなく穴場の方がご利益ありそうだと思う。
けれど、今になって、学力が上ったところで、後の祭りである。だから、行かない。

 街路樹のケヤキは裸木で、電飾がぐるぐると巻きつけてある。
ああ、クリスマスが今年もやってる。
クリスマスはいつもひとりぼっちだったけれど、今や、一年中、ひとりぼっちになった。

 まあ、それでも風邪もひかず、大きな病気もしていない。
明日は、抱えきれないくらいの柚子を浮かべた湯につかり、日本カボチャを食そう。


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# by nonoyamasadao | 2023-12-22 14:51 | 雑文 | Comments(0)

12月が待ち遠しい

 家の前は川だ。
石垣を小さな川が流れる。
川岸には、ムラサキシキブ、芙蓉、ススキなどがある。
柳並木で、石畳の道だ。

 石の橋を渡り対岸へ行き、左へ行くと、桜並木が続き、テニスコート、小学校の校庭などあって、さらに進むと市電通りで、セブンイレブンがある。
桜並木には川に枝垂れるものもあって、引っ越して間もない頃、水に浮かぶ桜の細かな花びらをはじめて見た。
しばし、うっとり見とれてた。来年はまた、見てみよう。

 もう少しで、12月だ。待ち遠しい。
来月になったら、たらふく、お酒を飲もう。
スーパーに行き、仏花やカットフルーツ、納豆、トーフ、ネギ...などテキトーにカートにほうり込む。
ぐるっとまわり、パンを買って、レジへ向かう。

 人手不足のこの時代、セルフレジに向かわねばと思いながら、いつもセミセルフレジに行ってしまう。
老母にそっくりな後姿のおばあさんが、ショッピングカートを押して、袋詰めをしてもらっている。
レジ係のお姉さんが走って、どこかへ行ってしまう。バーコードが読み取れなかったのか?

 おばあさんが振り返って、ボクにすまなそうに頭を下げる。
ヒマを持て余しているくらいだから、恐縮して、いえいえと挨拶だけする。
おばあさんが少し離れたところにスタンバイしている店員さんへボクを優先するように目線をおくり、店員さんが飛んでくる。
かえって、気を遣わさせてしまったなと申し訳ない。

 おばあさんのショッピングカートが歩行器だったら、老母と同じだった。
精算機に行くときに、レジ係を待っているおばあさんにお礼を言う。

 昨夜の2時頃は、月が出て、星もいくつか散らばっていた。
かなり寒い。
ことしも残りがすくなくなったなと思いながら、しばらく星を眺め、家に入る。


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# by nonoyamasadao | 2023-11-25 14:20 | 雑文 | Comments(0)

いつかそのうちに

 若い頃は、家の事や家族のことなどそっちのけで、毎日がお祭りだった。
今、思い返すと大したことはしてないし、友達とつるんで、どーでもよい時間を過ごした。
1日が終わって、帰宅する時は、電車の中で座ろうが座るまいが、ポケミスや文庫本を読んだ。

 リーマン時代もやはり家のことは忘れて、30代になっても、学生気分での延長のママ、仕事をしてた。
そして、夜の帳が降りるころになると、夜な夜な飲みに出かけた。
そして、2軒、3軒とハシゴした。

 夕の5時頃になるとソワソワして、悪友たちからお誘いの電話が入ると、今晩の刺身はなににしようか、つまみは何かを思い浮かべ、ウキウキしたキブンになった。
入社したての若い女性社員が、「うれしそうですね。夜な夜なお盛んですこと」と皮肉を言う。
おいおい、すこし意味を取り違えているぞと思いながら、まっ、いっかと聞き流した。

 ことほど左様に、うつろいゆく季節の中で、学生時分はノウテンキに、会社時代は二日酔い的で非生産的だが、楽しい時間が流れた。
当然だが、「いつかそのうちに」と、やり過ごしてきたことがある。

 今や、どんなお墓に入るのか心配しなければいけないのかもしれないが、そんなことではない。
金沢のどこそこの名館に泊まろうとか、むかし美味だったふぐ刺しの店に行きたいとか、楽しみに読まないで残しておいたミステリを読みたいとかである。
もっとハードルを上げると、銀座の高級クラブとやらに2週間くらいぶっ通しで、通いつめたいとか、そんなことだ。

 でも、後回しにするとどこか違う。想いにも、鮮度があるようだ。
キンモクセイがアッという間に終わり、すこし空気が紅葉しかけた散歩道、思い立ったが吉日というのは真理だなと実感する。


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# by nonoyamasadao | 2023-10-27 14:34 | 雑文 | Comments(0)